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運送業の退職金の相場はいくら?計算方法や金額を知る方法は?

こんにちは!プロキオンです!

今回は「退職金」について記事を書いてみました!

会社に就職することを考えている人にとっては、退職金も重視したいポイントですよね!

  • 会社を辞めて退職金を受けとって転職するケース
  • 定年を迎えて退職するケース
  • 病気やケガを理由に退職するケース

退職する場合にも色々なパターンがあるかと思います!

その際に一定期間、生活できるお金があるだけでも、だいぶ助かると思います!

また、会社選びをする際に普段の収入と退職金の、どちらを優先したら良いか疑問に思っている方もいるかもしれませんね!

ここでは運送業(トラック運転手)がもらえる退職金の相場や、その金額を知る方法、必要性について説明していきます!

トラック運転手に限らず他の職業でも共通して言える事もあるかと思うので、就職活動中の方や、近々退職を考えている方、もうすぐ定年を迎えようとしている方などは是非、参考にしてみて下さい!

 

一般的な退職金と運送業の退職金の相場

一般的な退職金の相場

厚生労働省の平成30年の退職金支給実態データによれば、勤続20年以上かつ45歳以上の従業員が定年退職した場合の退職金は下記の通りとなっています!

退職事由大学卒(管理・事務・技術職)高校卒(管理・事務・技術職)高校卒(現業職)
定年1,983万円1,618万円1,159万円
会社都合2,156万円1,969万円1,118万円
自己都合1,519万円1,079万円686万円
早期優遇2,326万円2,094万円1,459万円

 

トラック運転手の退職の相場

運送業(トラック運転手)は、中小企業が多いことから退職金の相場は、10年勤務で100万円を超えるのが難しいと言われている世界です!

会社の規模や乗務していたトラックのサイズや、長距離か地場かによっても相場にバラつきがあります!

また、大企業と比べると中小企業は退職金制度のある会社が少ないため、運送業も退職金制度のあるところは少なくなります!

長距離トラックドライバー

長距離トラックドライバーの退職金の相場は、20年勤務で500万円~700万円です!

長距離トラックドライバーは、自宅に帰れない日が1週間ほど続くこともあり、私生活との両立が困難な職種であるため、収入や退職金も高額になります!

 

地場大型トラックドライバー

地場の大型トラックドライバーの退職金の相場は、20年勤務で350万円~500万円です!

長距離ドライバーと比べると、何日間も家に帰れないという事が少ないので、金額的には低い傾向にあります!

年齢層が比較的高く、勤続年数が長い傾向にあります!

 

中型トラックドライバー

中型トラックドライバーの退職金の相場は、20年勤務で300万円~400万円です!

長距離や大型トラックドライバーと比べると低めの金額になります!

中型トラックドライバーは固定された配送先を回るルート配送が多く、大型トラックほど一度に多くの物量を積載できないので、収入や退職金が他のドライバーよりも低めになります!

 

退職金の計算方法

多くの企業は「退職金規定」を設けていて、そこから自身が貰えるおおよその退職金の金額を計算することが出来ます!

ここでは、一般的な退職金制度の計算方法について解説します!

定額制

基本給などで退職金を計算するのではなく、シンプルに勤続年数のみで金額を決定する方式になります!

勤続年数が長いほど貰える金額が多くなるのが一般的です!

僕が勤めていた運送会社では、この方式を採用していました!

下のリンクに僕が勤めていた運送会社の退職金の例をまとめてあります!

少し長いので別ページに記載しましたので、よろしければ参考にしてみて下さい!
↓↓↓
僕が勤めていた会社の退職金例

基本給連動型

退職時の基本給や勤続年数、退職理由を元に以下のような計算式で算出されます。

退職金 = 退職時の基本給 × 支給率(勤続年数により変動) × 退職事由係数

支給率や退職事由係数は企業によって異なります!

勤続年数が長いほうが金額は高くなるのが一般的で、役職などに応じて金額が加算される場合もあります!

「退職事由係数」は会社都合退職自己都合退職のことで、自己都合退職の方が金額が少なくなるのが一般的です!

別テーブル制

基本給連動型のように「勤続年数」「退職理由」を元に算出します。

ですが基本給連動型のように退職時の基本給で計算するのではなく、役職等級に応じて計算していく方式になります!

退職金 = 基礎金額(役職・等級などに応じて変動) × 支給率(勤続年数により変動) × 退職事由係数

 

ポイント制

ポイント制の退職金は、企業が従業員に付与したポイントを以下のような計算式で金額が決定されます!

退職金 = 退職金ポイント × ポイント単価 × 退職事由係数

一般的には勤続年数や資格等級などを元にポイント化し「退職金ポイント」を決定することが多いです!

 

金額を知るには?

就業規則で確認できる

勤務している会社における退職金は、就業規則の賃金に関する規則に明示されているはずですので、そちらを確認してみましょう!

この「就業規則」ですが、常時10人以上の労働者を使用している事業所の場合は作成し、行政官庁に届け出なければならないと法律で定められていて、尚且つ労働者が常時確認できるようにしなければならない物なので、使用者が常時10人以上の事業所の場合は基本的にあるはずです!

逆に言うと10人未満の場合は就業規則がない可能性が高いですが、きちんと用意している企業もあります!

【労働基準法第89条第1項】

常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成し、行政官庁に届出なければならない。

【第52条の2 法第106条第1項】

厚生労働省令で定める方法は、次に掲げる方法とする。

一 常時各作業場の見やすい場所へ掲示し、又は備え付けること。

二 書面を労働者に交付すること。

三 磁気テープ、磁気ディスクその他これらに準ずる物に記録し、かつ、各作業場に労働者が当該記録の内容を常時確認できる機器を設置すること。

僕が過去に勤めていた運送会社では紙に印刷しファイルにまとめられた物が、全従業員が共有して使う休憩室の壁にぶら下げてありました!

運送業以外の会社に勤めていた時は、事務室の棚に保管されていたパターンもあれば、パソコンやスマホでログインしウェブ上で確認できるようにしていたパターンもあり、会社によって色々でした!

いずれにしても退職金そのものは必ずしも支払わなければならないわけではありませんが、就業規則は使用者が常時10人以上の事業所の場合では、基本的に無いとまずい物であるので確認してみましょう!

具体的な金額までは、あまり一般公開はされていない

退職金の具体的な金額を会社のウェブサイトや求人案内で公開しているケースはほとんどなく、就職活動中の入社前の段階ですと、なかなか知ることができません。

そもそも毎月支払われる給与とは違い、入社してすぐ貰うものでもないですし、退職する際に計算をして出すものになりますので、入社前の段階で具体的に明らかにするものでもありません!

会社によっては説明会や面接時に説明されるケースもあるかもしれませんので、その場合は忘れずしっかりとメモを取るなり、資料を配布されたならば保管をしましょう!

内定すら出ていない段階では質問しにくいかもしれませんが、どうしても知りたい場合は直接担当者に確認するか、入社してから就業規則に計算方法が書かれていないか確認しましょう!

 

会社選びをする際、退職金制度は重要?

退職金は長く勤めてなんぼの物

就職や転職を考えている人にとっては、普段の収入だけでなく、退職金も重視したいポイントだと思います!

しかし、退職金というのは勤続年数が長い人にメリットのある制度ですので、退職金について深く考える前に、どれだけ長く勤務し続けることができるのかを検討する必要があります!

前回の記事で紹介したボーナスのように、毎月支払われる給料を重視した方が良いという考え方もできますし、どうなっているか分からない何年も先の事を重要視しすぎるのも考え物だと思います!

↓↓↓

運送業のボーナスは平均どれくらい?貰えるの?就活者に耳寄りな話!運送業・トラック運転手のボーナスについて過去の体験談も交えて解説!就職活動で会社選びをする際、ボーナスの金額や、貰えるか貰えないのかって重要ですよね?ホワイト企業なら貰える?ブラック企業だと貰えない?その真相は…。...

そもそも退職時に確実に貰えるという保証もありませんし、何年も先の事を重要視しすぎる事は、場合によってはリスクになる事もあります!

逆に入社時は退職金制度が無かったけど、後から導入されて貰えるようになる場合もあります!

あまり退職金は重要ではないケース

昔と比べると1つの会社に長く勤務する方が減っている傾向にありますし、一部の人は脱サラリーマンを目指す人もいます!(僕も、その1人です!)

普段の収入も多く、退職金も多い企業が見つかればベストですが、どちらか一方が少ない、あるいは賃金よりも年間の休日の多さを重視している企業が応募候補に挙げられた場合、就職しても数年で退職してしまうかもしれない方や、僕のように転職回数の多い人間にとっては退職金を重視して会社選びをするメリットは少ないことになります!

そのため、普段の収入の多さや休日の多さを重視した方が良い場合もあります!

ちなみに僕は退職金の代わりというほど高額にはなりませんが、第一生命の個人年金保険に加入し、掛け金を多めに支払って老後に備えています!

また、先ほども説明した通り、退職時に確実に貰えるという保証もありません!

突然、退職金という制度が無くなってしまうケースもありますが、従業員が不祥事を起こしてしまい解雇された場合は、退職金が貰えなくなってしまいます!

例えばトラックドライバーが飲酒運転をし事故を起こしたり、たまたま検問でアルコールチェックをした時にバレてしまった事が原因で解雇された場合は退職金が貰えなくなってしまいますし、貰えなくて当然です!

 

まとめ

今回の記事のおさらい

いかがでしたでしょうか?

ここで今回のおさらいです!

要点まとめ

トラック運転手の退職金の相場は20年勤務の場合

  • 長距離トラックドライバーで約500万~700万円
  • 地場の大型トラックドライバーで約350万~500万円
  • 中型トラックドライバーで約300万~400万円
  • 退職金の金額は就業規則で確認できる

そして退職金というのは勤続年数が長い人にメリットのある制度であるので、退職金について深く考える前に、どれだけ長く勤務し続けることができるのかを検討する必要がある!

将来の事を考えて退職金を重要視することも大事ですが、毎月支払われる給与を多く貰い、その給与の一部を貯金したり生命保険の個人年金保険に回して備えるという方法もあるのです!

感 想

昔は1つの会社に長く務めた方が良いという考え方が主流でしたが、近年では一概にそうとは限らなくなってきていたり、コロナウイルスなどの影響で失業してしまい、やむを得ず転職をする事になった方もいるかと思います。

そのため、会社の選び方も少し昔と変える必要があります!

今回の記事で紹介したように、あまり退職金は重要ではないという考え方はイメージしにくいかもしれませんが、色々な視点から物事を考えた場合、必ずしも退職金が貰えることを重視した方が良いとは限らないと思います!

年金の問題の事も考えると「老後のためにも退職金は重要だ」と考える人もいると思いますし、その考え方も間違いではないと思います!

しかし「今」を乗り越えなければ将来がないのも事実であり、なかなか判断が難しいと思います!

今後、就職や転職を考えている方は、是非とも今回の記事を参考にしてみて下さい!

今回はトラック運転手の退職金についての記事でしたが、他にも就職・転職支援に関する記事を用意してありますので、よろしければ合わせて読んでみて下さい!

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