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天体・星

火星と月が接近(2020年10月29日)方角・どこに見えるか紹介!

こんにちは、プロキオンです!

2020年10月はりゅう座流星群やオリオン座流星群があったり、火星・木星・土星などの惑星が綺麗に見えたりなど、星空のイベントが盛りだくさんとなっています。

2020年10月の流星群に関する情報はコチラの記事をご覧ください!

↓↓↓

りゅう座流星群2020!
方角やピークの日時を初心者向けに紹介!
オリオン座流星群2020!
方角・ピーク・放射点の見つけ方を紹介!

そして2020年10月29月には、火星と月が接近して綺麗に見えるという星空のイベントが起きます。

星空のイベント・天体ショーはコロナウイルスの影響を受けることなく発生してくれるので良いですね?

今回の記事では、それに伴って火星と月が見える方角や、どこに見えるかといった探し方の紹介をしていきたいと思います!

火星と月が接近(2020年10月29日)に関する情報

火星と月が接近(2020年10月29日)その方角について

火星と月が見える方角についてですが、見ようとする時間帯によって変わってしまうのですが、日が沈んで間もないくらいの時間帯でしたら東の方で赤く明るく光る火星と月が見られます。

その後、時間の経過と共に南の空を通過し、明け方くらいには西側の空へ移動します。

基本的には太陽と同じような動き方になります。

太陽よりは少し高い位置を東⇒南⇒西と移動していきます。

大まかな目安としては2020年10月29日、夜の22時頃に火星と月がちょうど真南の高い位置に来ます。

ですので、22時より早い時間帯でしたら東~南の空を、22時より遅い時間帯でしたら南~西の空に火星と月が来ます。

【写真1】2020年10月29日 20時頃の星空

引用元:プラネタリウムアプリ・ステラリウム

上の【写真1】は2020年10月29日、夜の19時頃の東京の星空を表した物になります。

この時間帯でしたら火星と月の他に、木星と土星も南西の空で見る事ができます!

可能でしたらセットで鑑賞することをオススメします!

場所によって多少の誤差はありますが、遠い海外とかに行かない限りは、そこまで大きなズレはありません。

火星と月が接近(2020年10月29日)探し方について

火星と月の探し方ですが今回の天体ショーでは、何といっても「月」を見印にすれば良いので非常に探しやすいかと思います。

おそらく「月」は、ほとんどの方がご存知な地球の衛星でありますから天気が良く、周りに障害物となる森林や建物などが無ければ見つけられると思います。

そして肝心の「火星」ですが、太陽と月を除いた他の星と比べると非常に明るく、赤色に輝く星であります。

また、他の星(恒星)と比べると、あまりチカチカと瞬くことなく安定した光り方をします。

月の近くに明るく赤色に輝く星があれば、それが火星のはずですので天体ネタに詳しくない方でも見つけやすいかと思います。

 

火星と月が接近(2020年10月29日)を観察する際に必要な物

星や星座を探すのに便利なスマートフォンのアプリ

万が一、火星が見つからなかったり、それっぽい星を見つけた後にそれが本当に火星かどうか確認したい場合はスマートフォンのアプリを使うと便利です!

近年ではスマートフォンのアプリが便利になり、星や星座を見つける際にも重宝します。

スマートフォンを空や地面に向けて動かすと、それに合わせてスマートフォンの先にある星や星座の名前が画面上に表示されます。

アプリの種類も色々ありますが、僕がよく使うのは「Star Walk2」と「星座盤」というアプリです。

 

無料版と有料版とありますが、無料版のままでも充分使えます。

これらのアプリはリアルタイムで星の位置を表示してくれますので月・惑星のように、ほぼ同じ位置で固定ではない星でも通用します。

学生の頃に授業で使ったような手で動かして使う「星座早見盤」は、今回の月や火星のような時期によって移動してしまう星には使えません。

引用元:ウィキペディア・星座早見盤

というより、そもそも星座早見盤にのっていませんので、今回の火星と月の接近を観察する場合は通用しません。

もし火星と月の接近を観察するついでに、他の星座も観察するといった場合は用意してもOKです!

双眼鏡や天体望遠鏡があると尚良し!

肉眼でも見えますので必須というわけではありませんが双眼鏡や望遠鏡があると、よりハッキリと見ることができます!

流星群の流れ星のような速い動きをする物を観察する場合は逆効果となってしまいますが、今回のような火星や月を観察する場合は有効なアイテムですので、もし双眼鏡や望遠鏡をお持ちでしたら活用すると良いと思います。

特に天体望遠鏡でしたら、お使いになるレンズの倍率にもよりますが月のクレーターがハッキリ綺麗に見る事ができたり、肉眼では見る事ができない火星の2つの衛星「フォボス」と「ダイモス」を見る事も可能となります!

天文台にあるような本格的な天体望遠鏡ではなく、カメラ屋さんや家電量販店、ネットショップなどで売っているような天体望遠鏡で充分に見る事ができます。

値段としては入門用で5万~10万円くらいで購入できると思いますので、興味がある方は天体望遠鏡を用意してみても良いと思います!

 

関東エリアで星空が綺麗に見えるおすすめスポット

今回は火星と月の接近について紹介しましたが、

「どうせなら綺麗に星空が見られる場所で鑑賞したい!でも、あまり遠出はしたくない…。」

という方のために東京の都心から比較的、手軽に行ける範囲で星空が綺麗に見えるおすすめスポットの紹介記事のリンクを貼ってありますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください!

都心から遠すぎず、なるべく24時間営業のコンビニやトイレが周辺にある場所をメインに紹介していますので、初心者の方にもオススメです!

東京都のおすすめ星空スポット

千葉県のおすすめ星空スポット

埼玉県のおすすめ星空スポット

茨城県のおすすめ星空スポット

今後も少しずつ、おすすめスポットの紹介記事を追加していく予定です。
m(__)m

 

まとめ

2020年10月29日に起こる火星と月の接近。

どの方角に見えるのか、どこに見えるのかという紹介をしましたが、いかがだったでしょうか?

あまり星空を鑑賞する機会がない人も多いと思いますが、コロナウイルスの影響で色々なイベントが中止になってしまい、暇になってしまっている人や、アウトドアやゲームをきっかけに星に興味を持った人もいるかもしれません。

火星と月の接近は2020年10月29日ですが、火星が明るく綺麗に見られる時期や、それ以外の惑星の木星や土星などが見られる時期はもうしばらく続きますので是非、鑑賞してみて下さい!