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就職・転職・仕事

運送業のボーナスは平均どれくらい?貰えるの?就活者に耳寄りな話!

こんにちは!プロキオンです!

前回のブログ記事では運送業・トラック運転手の給料について解説させてもらいましたが、今回は運送業のボーナスについて解説していきたいと思います!

就職活動で会社選びをする際に、気になることの一つとしてボーナスの金額が挙げられますよね?

年間の休日の多さや福利厚生なども、もちろん大切ですが、仕事をするからには貰える物はなるべく多く貰いたいと思うのが人の心理だと思います!

  • 運送業のボーナスって良いの?
  • そもそもボーナス制度ってあるの?
  • ボーナスの金額って何で決まるの?
  • 仮にボーナスが無かったとしても他の待遇が良ければOK?

就職活動者で会社に求められることや疑問に思う事は人によって色々あるかと思います!

今回は、運送業だけでなく色々な仕事を体験してきた僕が、運送業のボーナス事情を解説していきたいと思います!

 

運送業のボーナスの平均はどれくらい?

運送業の全体的な平均ボーナス

今回も政府統計の総合窓口であるe-Statの賃金構造基本統計調査を見てみましょう!

e-Statの調査票ですと「○○貨物自動車運転者」という表記になってしまうので、基本的にトラック運転手のデータになってしまいますが、2019年のトラック運転手の平均収入は以下のようになっています!

企業規模計(10人以上)年間賞与その他特別給与額(千円)
営業用大型貨物自動車運転者329.9
営業用普通・小型貨物自動車運転者404.8
自家用貨物自動車運転者435.9

あくまで平均なので会社や運転するトラックのサイズ・業務内容によってバラつきはあるかとは思いますが、上の表ですと329.9千円~435.9千円となっているので、だいたい年間で33万円~44万円くらいということになります!

たくさんボーナスが貰える会社にお勤めの方にとっては少なく感じるかもしれません。

しかし、後ほど解説しますが「ボーナスが安い or 無い」からといって就職しない方が良いとは限りません!

また、会社の規模によっても違いがあるでしょうから、今度は会社の規模別に平均値を見てみましょう!

企業の大きさ別の平均ボーナス

【小企業】

企業規模計(10~99人)年間賞与その他特別給与額(千円)
営業用大型貨物自動車運転者243.7
営業用普通・小型貨物自動車運転者194.1
自家用貨物自動車運転者341.3

 

【中企業】

企業規模計(100~999人)年間賞与その他特別給与額(千円)
営業用大型貨物自動車運転者383.3
営業用普通・小型貨物自動車運転者293.0
自家用貨物自動車運転者438.1

 

【大企業】

企業規模計(1000人以上)年間賞与その他特別給与額(千円)
営業用大型貨物自動車運転者569.9
営業用普通・小型貨物自動車運転者673.6
自家用貨物自動車運転者716.3

大企業の方が年間のボーナスが多く、中小企業の方が少ない傾向にあるようですね。

また、ボーナスの金額は基本となる基礎給与や基本給がボーナスの金額を決定するための大きなポイントとなります!

 

本当にボーナスは貰えるの?

ボーナスを支給することは義務ではない

おおよそのボーナスの平均金額はご理解いただけたと思いますが、次に「ボーナスが貰えるのか?」について解説していきたいと思います!

ボーナスですが、これは月々に支払われる給料や残業代などのように、法律で支払わなければならないと決まっているわけではないので完全に就職する会社次第になってしまいます!

会社の実績などによって左右されてしまう物なので、残念ながら白黒ハッキリさせる事はできません…。

ですが、就職する前にハローワークなどにある求人案内票を確認すれば大抵、以下の写真のような前年度の実績としてボーナスの支払いがあったかどうかや、金額などが記載されています!

あくまで前年度の実績なので、今後も安定して支払われることを保証するものではないので大まかな判断基準にしかすぎませんが、きちんと実績があった方が貰える可能性は高いと思いますし、少なくともボーナス制度自体はある会社であると判断できると思います!

僕が過去に勤めていた運送会社の例

僕が過去に勤めていた運送会社を例に挙げますと、ちゃんとボーナスがありました!

2t~4t車の中型車乗務員で夏冬のボーナス合わせて約20万~30万円くらい、大型車乗務員で約40万円~50万円くらいでした!

また、会社の業績が良かった時や、たまたま燃料代の価格が下がって会社の経費が大きく節約できた時などは夏冬のボーナスとは別に数万円の報奨金が臨時で貰えた時もありました!

あくまでも一時的な収入ではありますが、臨時ボーナスがある事は嬉しい事ですね!

そして、逆に業績が悪かった時でも夏冬のボーナスは、ちゃんと貰えていました!

会社の業績によっては貰えない時もあるボーナスですが、僕が過去に勤めていた運送会社ではボーナスが出なかった時はありませんでした!

ボーナスを重視する人は、金額が高いか安いかだけでなく、安定して貰い続けられるかどうかも気になる点かと思います!

 

ホワイト企業なら確実にボーナスが貰える?

一見、確実にボーナスが貰えそうなホワイト企業

会社に就職するなら当然、誰もがホワイト企業に就職したいと思うはずですよね?

ホワイト企業ならサービス残業もなく、きちんと有給休暇も取得でき、収入も良く、きっとボーナスも安定して貰えそうな気がしますね!

しかし残念ながら、僕の経験上では「NO」でした…。

ホワイト企業といえども業績が著しく低下すれば、何らかの方法で人件費などの出費を抑えるなどの対策をしなければなりません!

毎月支払われる給料をカットしたり違法残業をさせる事、従業員を強制解雇させる事は法律の絡みで現実的ではありません!

しかしボーナスというのは法律で支払う事が義務付けられているものではないので突然ボーナスが支払われないという事があっても違法ではないので、ホワイト企業からすれば違法性のない部分からカットしていくのが筋という物です!

僕が勤めていた運送会社はブラックだった

突然ではありますが、僕が過去に勤めていた運送会社は、何を隠そうブラック企業でした!

というのも、拘束時間が長すぎたことから労働基準監督署から書類送検され、それがテレビやインターネット上でニュースにもなりました!

著しい人手不足などによる業績の悪化とも重なり、会社としては大打撃を受けました…が、そんな会社が大ピンチになった時でもボーナスは意外にも支給されました!

法的に見ればブラック企業ではありましたが、なるべく拘束時間を縮めつつも従業員の収入は上げていこうという努力はされていました!

また、少し話は変わりますが僕は、運送業ではなく某生産工場に勤めていた事もありました!

そして、その会社は完全にホワイト企業でした!

サービス残業もなく、申請さえすればきちんと有給休暇も取得でき、給料も今まで働いてきた会社の中では1番良く、労働時間は9時~17時と「1日8時間労働」ではなく「1日7時間労働」でした!

そんなホワイトな企業でしたが、僕が入社する少し前くらいから会社の業績が悪くなり始め、運悪く僕が入社した時期からボーナスが出なくなりました…。

「ホワイト企業だからボーナスが確実に出る!」「ブラック企業だから出ない!」というわけでもないみたいですね!

 

就活する際、ボーナスは重視するべき?

あった方が良いと思われがちなボーナス

ボーナスが出る事はメリットばかりではありません!

考え方によってはボーナスが無いほうが良い事もあります!

ボーナスが出ないなんて損でしょ?
私の会社ボーナス出ないから転職しようかしら?

こんな悩みや疑問を持つ人も多いかと思いますが、必ずしもそうとは限りません!

考え方の問題になるかもしれませんがボーナスが支給される代償として、何か別の物が犠牲になっているとしたら、必ずしもボーナスが支給される事が良いとは限らないですよね?

勿論、何にも犠牲になることなくボーナスも貰えるなら、それに越したことはありません!

企業によってはボーナスを支給する代わりに毎月支払われる給料が安い場合や、残業時間が長い従業員はボーナスが減ってしまうという理不尽なケースもあります!

僕が運送会社に就職するもっと前に、自動車整備の仕事をしていた事があるのですが、その自動車整備をしていた時が正にこの例でした!

会社の言い分としては

長時間仕事をしてお金を貰うより、短時間で仕事を終わらせて高いボーナスを貰う方が効率的だし早く帰れて良いですよね!

という事でしたが、これは単なる上手い口車でしかありません!

散々苦労してなんとか残業時間の削減に成功してもボーナスは数千円しか変わらず、残業時間を削減するための苦労やリスクを考えると割が合いません!

 

ボーナスが無い方が良いという考え方

ボーナスが出ない代わりに、その分を月割りにして毎月もらえる給料(基本給)の金額が高い方が、会社の業績によって減額されたり支給されなくなることのあるボーナスよりも安定的にもらうことができます!

  1. 基本給が安いけどボーナスが出る会社
  2. 基本給が高いけどボーナスが出ない会社

上記2つを比べた場合、仮に両社とも同じ年収だったとしても①の会社の方は、あくまでもボーナスが出たらの話であり、もし会社の業績ダウンなどでボーナスが出なかったら、年収も大幅にダウンすることになってしまいます。

逆に基本給はボーナスと比べると突然ゼロになる事は法的に無理ですし、減額に関しても合理性が認められない限り、容易に減額できないようになっています!

【労働契約法第9条】

使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更することにより、労働者の不利益に労働契約の内容である労働条件を変更することはできない。ただし、次条の場合は、この限りでない。

【労働契約法第10条】

使用者が就業規則の変更により労働条件を変更する場合において、変更後の就業規則を労働者に周知させ、かつ、就業規則の変更が、労働者の受ける不利益の程度、労働条件の変更の必要性、変更後の就業規則の内容の相当性、労働組合等との交渉の状況その他の就業規則の変更に係る事情に照らして合理的なものであるときは、労働契約の内容である労働条件は、当該変更後の就業規則に定めるところによるものとする。ただし、労働契約において、労働者及び使用者が就業規則の変更によっては変更されない労働条件として合意していた部分については、第十二条に該当する場合を除き、この限りでない。

他にも、残業代などの時間外手当や、会社を辞めた際に貰える失業保険などは、毎月もらっている基本給や総支給額などをベースに計算される事が多いので、なるべく毎月もらう収入が高い方がお得になるケースがあります!

また、ローンなどを組む時に有利になる場合もあります!

つまり、必ずしもボーナスがある会社が良いとは限らないので、就職時に会社選びをする際に、ボーナスを最重要視する必要はないと思います!

 

トラック運転手・ドライバー系の求人案内で確認してみると良い

ドライバー系の仕事は条件によって年収や休日日数が異なる

今回はe-Statの賃金構造基本統計調査と、僕が過去にいた運送会社をもとに解説しましたが、トラック運転手の収入や休日の日数って企業によって異なります。

もちろんボーナスも然りです。

他にもエリア、運転するトラックの大きさや種類(2トン車、3トン車、4トン車、大型車・牽引車など)によってもバラつきがありますし、日勤なのか夜勤なのか、近距離・中距離・長距離とか、担当する勤務内容によっても大きく変わってきます。

なので、今回の記事のようにe-Statの賃金構造基本統計調査や、僕が過去にいた運送会社のデータだけですと、大まかな参考程度にしかなりません。

そこでおすすめなのが、実際に求人案内で確認する方法や、求人を募集している会社に直接確認する方法です!

特に、運送業やドライバー系の仕事に就職を考えている方、具体的な職種はまだ未定だけど転職を考えている方は、この方法がベストです!

それともう1つ、転職することを前提で具体的なボーナスや年収について知りたいという方におすすめなのが就職支援を行っている転職エージェントである『doda』を利用する方法です!

※画像をクリックすれば公式サイトへ移行できます

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転職エージェント『doda(デューダ)』を利用して実態を把握する(無料)

転職エージェントのdoda、非常に有名な就職支援のブランドなので、ご存知の方も多いかと思います。

エージェントというのは「代理人・代理業者・スパイ」といった意味であり、企業の採用担当者との打ち合わせや交渉などを代理してもらえます。

また「スパイ」というと聞こえが悪いので誤解してしまうかもしれませんが決して企業に無断で潜入するという意味合いではなく、採用担当者から直接、企業のホームページや求人案内に掲載していないような内容も含め、色々な情報を聞き出す役目をします。

そのため一般人には、あまり知る事のできない情報なんかも入手している場合があります。

そんな転職エージェントのキャリアアドバイザーに仲介してもらうと、色々な採用情報を入手できたり、採用担当者と直接やり取りする手間が省けたりするといったメリットがあります!

 

転職エージェントの『doda(デューダ)』を利用することのメリット

もし運送業やトラック運転手のお仕事に就職したいと考えていたり、まだ職種は未定だけど転職を考えているのであれば転職エージェントの『doda』を利用することをおすすめします!

ご自身で調べたりハローワークを利用するのに対し、転職エージェントのdodaを利用することのメリットとしては以下の通りです!

dodaを利用するメリット
  1. あまり公開されていない採用情報を教えてもらえる場合がある
  2. 面接の日程調整や交渉などを代理してもらえる
  3. 履歴書や職務経歴書の書き方をアドバイスしてもらえる
  4. 扱っているエリア・職種・求人数が豊富
  5. 無料で利用できる
  6. 非公開求人がある
  7. ターゲット年齢層が広い

転職エージェントのdodaでは、人事担当者をひきつける履歴書・職務経歴書を書くための秘訣をていねいにアドバイスしてもらえたり、応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押しするなどのサポートも行っています!

また、dodaはドライバー専門の転職エージェントではなく、職種もエリアも求人数も幅広く扱っているオールマイティな総合型の転職エージェントです。

ですが、ドライバー系の求人数も豊富であるため「是非ともトラック運転手の仕事に就職したい」という方と「やっぱりトラック運転手以外の仕事に就職したい」という方と両パターンに対応が効きます!

トラック運転手の仕事と、他の職種を比較したい時にも役立ちますね!

それと転職エージェントは若者向けなものや年齢層が狭いものが割と多いのですが、dodaは年齢層も幅広いというメリットもあります!

転職のプロが企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整など、内定までをトータルサポートしてもらえます!

また、必要に応じてキャリアカウンセリングを実施したり、就職活動をするにあたり分からないことがあっても転職のプロに相談できるため、就職活動が不安な方やノウハウがない方でも安心して就職活動をスムーズに進めることができるのです!

しかも手数料は内定企業から貰っているため、求職者は無料で利用できます!

 

非公開求人について

「非公開求人」とは、その名の通り一般公開されていない求人のことで転職エージェントのような特定の機関でしか知ることのできない求人であり、大企業や好条件求人は、なるべく非公開にする傾向にあります。

一般公開はせず、あえて非公開にする理由としては、好条件に目がくらんで応募者が殺到しすぎないようにするためと、競合他社に採用情報を知られてしまうと対策を練られ人材を取られてしまう恐れがあるからです。

待遇の良さに目がくらんで、あきらかにスキル不足な人や、仕事に対する志が低い人ばかりが殺到してしまうと、採用担当者としては迷惑なのが本音のところです。

逆に言えば、非公開求人には好条件求人が多いというわけなので、dodaのように非公開求人を扱っている転職エージェントを利用した方が、好条件求人と巡り会える可能性が高くなるのです!

転職を考えている方は、試しに利用してみて下さい!

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転職成功の秘訣は【非公開求人】にあった!/DODAエージェントサービス

 

まとめ

今回の記事のおさらい

いかがでしたでしょうか?

ここで今回の記事の要点をまとめみましょう!

要点まとめ
  • 運送業の平均ボーナスは33万円~44万円くらい
  • 就活時、ボーナスの支給について求人案内票で下調べができる
  • ホワイト企業なら確実にボーナスが出るとは限らない
  • ボーナスよりも基本給が大事

収入源は少しでも多い方が良いと感じる事が多いので、今回の記事で紹介した「ボーナスが無い方が良い」という考え方は、なかなか気がつきにくい事だと思います!

就職活動をする際に貰えるボーナスの金額ばかりに目がいってしまいがちかもしれませんが、時代と共に労働環境や事情も変化してきているので、昔は常識だと思われていた事が必ずしも正しいとは限らなくなってきています!

感 想

サラリーマンにとっては重要な収入源の1つであるボーナス!

平均の金額だけ見ると運送業のボーナスは低く感じられる方もいるかもしれません。

また、会社によっては出ない場合もあります。

昔と比べると金額が低くなってしまった傾向にあるかもしれませんが、どの業界も景気が悪くなってしまっているのが現状である中、まだまだ運送業も捨てたもんじゃないかなと思います!

運送業はボーナスよりも毎月支払われる総支給額の方が高くなるようにしている会社が割と多い傾向にあります!

会社に求められることは人によって色々あるかと思いますが、今回の記事が少しでも就職活動中の方や転職を考えている方たちの有意義な情報になれば幸いです!

今回はトラック運転手のボーナスについての記事でしたが、他にも就職・転職支援に関する記事を用意してありますので、よろしければ合わせて読んでみて下さい!

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