今回のテーマはニートにおすすめな就職先「介護士のお仕事」についてです!
20代まででしたら、いくらか選択肢があるものの、30代・40代くらいになってくると就職できる職種が限られてきて、お困りの方も多いのではないでしょうか?
そんな方々に年齢、勤務エリア共に広範囲で求人募集があり、無資格・未経験からでもスタートできる介護士の仕事の紹介です!
ただし「無資格・未経験からでもスタートできる」とはいえ、努力しないでラクして就職できるという軽はずみな認識でいるのは禁物です。
そこでニートが介護士に就職するための効率的な方法や理由、実質無料で資格取得ができる方法、気になる年収についてなどを紹介していきます!
ニートの就職先として介護士がおすすめな理由
ニートが就職しやすい職業の特徴とは
ニートでも就職しやすい職業の特徴としては以下の要素が挙げられます。
- 慢性的な人手不足に悩まされている業界
- 未経験OK・学歴不問の求人が多い業界
- 資格がなくても始められる仕事
- 国や企業から支援してもらえる業界
- 新型コロナウイルスの影響を受けながらも求人数が豊富な業界
- 正社員以外の雇用形態もあるもの
こういった要素が含まれている業界は比較的ハードルが低いため、就職しやすいので狙い目です!
そして、これらの要素が多い職業の例が以下の通りです。
- プログラマー業界
- 介護業界
- 工場や倉庫の作業員
- トラック・タクシーなどのドライバー
(ただし引っ越し系の仕事はおすすめしません)
これら4つはニートでも就職しやすいと言われている職業の例であり、中卒・高卒の方でも就職できる可能性があります。
ですが、中には年齢の縛りが厳しいものや、無資格では仕事にならないもの、勤務地が局地的であるなどデメリットもあります。
例えばプログラマーでしたら未経験からの就職ですと、年齢が若くないと非常に厳しい業界であり、どんなに遅くても20代後半くらいまででないと絶望的な世界です…。
また、求人が東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県に集中しており、これら1都3県以外のエリアですと求人数が激減してしまいます。
それに伴って、就職支援も行ってもらえるプログラミングスクールや、プログラマー系の就職に強いエージェントなどのサポート対象エリアも1都3県である場合が多いため、1都3県以外で就職を希望される場合には、ニートではない方でも非現実的です。
トラック・タクシーなど自動車を運転する業務においては、自動車を運転するための免許が必須です。
トラックの運転でしたら準中型免許以上の免許、タクシードライバーでしたら二種免許の資格が必要になるため、無資格の方や、普通免許・AT限定免許の方ですと、まずは免許を取得する所から始めなくてはなりません。
教習所に通うにしても新型コロナウイルスの影響で、なかなか入校できない所も多く、現状では免許を取得するまでには想像以上に時間がかかります。
その点、介護士の仕事は、これらのようなデメリットが全くないわけではないですが、比較的リスクが少ない方ですのでニートの方におすすめな職業の1つです。
無資格・未経験・学歴不問で始められる
将来的には資格を取得する必要が出てきますが、とりあえず無資格・未経験者でも助手として仕事を始められることや、そこまで専門的な知識や学歴を求められないため、ニートの方でも就職しやすい職業です。
国や企業からの支援によって働きながら無料で資格試験の勉強をさせてもらえる制度も存在します。
資格取得支援を受けるには条件を満たしている必要がありますが、利用する価値は充分にあります。
ドライバー職のように、先ずは教習所に通う所からスタートしなければならないということはなく、助手を務めながらスキルや資格取得を目指せます。
勤務地によっては資格手当や職務手当なども出ます!
引用元:かいご畑公式サイト
年齢の縛りが緩い
プログラマーのように、とにかく若さと即戦力を重要視されるといった事が少ないため、30代・40代のニートでも就職しやすい職業です。
応募すれば誰でも受かるというわけではないですが就職支援制度も充実しているため、チャレンジしやすい業界です。
需要が多いのに対して人材が不足している
少子化問題で若者が激減しているのに対して高齢者が増加してしまっている事で、介護士の需要は高まっています。
仕事が忙しくて親の介護に手が回らない、親子の仲が悪いなどの理由で介護士に依頼を求めるユーザーも多いので、需要は高まる一方です。
その反面、就職希望者は少ないため、慢性的な人手不足に悩まされ続けている業界です。
全国的に求人がある
人口の多い東京都に求人が集中したり、地域によって、ある程度のバラつきはあるでしょうが、プログラマーほど勤務エリアがシビアではないため「東京都周辺にしか求人が無い」ということはなく、全国的に職場があるため、わざわざ上京しなければならないというデメリットが少ないです。
正社員の方ですと、場合によっては転勤命令が出されることもあるかもしれませんが、勤務エリアが豊富な職業なので地方にお住いの方でも求人があり、就職しやすいです。
正社員以外の雇用形態もあるもの
一昔前では就職するなら正社員が良いという認識でしたが、正社員ですと責務が大きいことや、決められた出勤日数を満たさなけらばならないこと、職種によっては転勤命令が下されることもあるなどデメリットもあります。
また、正社員だからといって待遇が良いとも限らないため、近年では正社員ではなく、あえて派遣社員やフリーター、パート、アルバイトといった雇用形態で仕事をする人も増えてきました。
ニートからの就職となると、あえて正社員ではなく、派遣社員などからスタートするという方法も有効な手段であります。
正社員応募よりも採用されやすく、出勤日数もある程度は選べる場合もあるため、1年中ほぼ休みといっても過言ではない生活を送ってきたニートの方には、あえて派遣社員などからスタートした方が良い場合もあります。
それに、初めのうちは仕事をしながら資格試験の勉強も併用して行わなければならないこともあるでしょうし、休日は多めに確保しておいた方が気がラクかと思います。
ニートが介護士に就職するための効率的な方法
人材紹介・就職支援サービスを利用する
独自の力だけで就職活動するよりも、介護士の仕事に特化した人材紹介や就職支援サービスを利用した方が圧倒的に効率が良いです。
中でも、ただ求人案内を閲覧できるだけのタイプではなく、専任のアドバイザーやコーディネーターが就職相談にのってもらえるサービスの方が心強いです!
また、仕事をしながら実質0円で資格取得ができる支援制度があるものがおすすめです。
介護士の仕事は無資格・未経験からでもスタートできるとはいえ、行く行くは資格取得が必要となっていきます。
好条件求人は「非公開求人」にあり
多くの就職支援サービスでは「非公開求人」というものを扱っています。
「非公開求人」は、その名の通り、一般的には公開されていない求人であり、会員登録している人のみが知ることができる求人です。
あえて非公開にするメリットとしては、高待遇の求人に目がくらんで応募者が殺到しすぎないようにするためです。
あまりにもスキル不足な人や、仕事に対する志が低すぎる人ばかりが待遇の良さだけを目的に殺到してしまうと、採用担当者としては迷惑なのです。
それともう1つは競合他社に情報を知られたくないからです。
そういった事があるため、好条件の求人というものは、あえて非公開にする傾向にあるので、少しでも良い所に就職したいのならば会員登録して非公開求人を活用するのが賢明なのです!
アドバイザーやコーディネーターにサポートしてもらう
無資格・未経験な人が介護の仕事に就くためにはどのようにステップを踏んでいけば良いか分からないと思います。
なんのノウハウもなしに活動しても効率が悪いだけです。
介護業界を熟知したアドバイザーやコーディネーターから、無資格・未経験の人が働きやすい職場を選抜してもらい、どのようにステップを踏んで行けばスキルアップできるかや、仕事と両立させながら資格取得を目指していくかなどをアドバイスしてもらうのです。
無料で資格取得ができる制度についても確認しておく必要があるでしょう。
無料で資格取得ができる支援制度を利用する
ニートの方の中には、これといった資格がなくて履歴書に書けるアピールポイントが少なく、就職活動で苦戦している方も多いのではないでしょうか?
就職するのならば、なるべく資格を取得していった方が仕事の選択肢が広がるため、重宝します!
独学で資格試験の勉強をするのも悪くはないですが、あまり効率が良いとは言えませんし、どうせなら仕事をしながら支援をしてもらえた方が断然お得です!
それに万が一、介護士から別の職種に転職したいと思い始めた時でも、履歴書に書ける内容が増えるため、資格を取得しておいて損はないはずです。
介護士の仕事に特化した人材紹介・就職支援サービスの例
パソナライフケア
「パソナライフケア」は人材総合サービス企業「パソナグループ」の中で「介護・保育」に特化した会社です。
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※画像をクリックすれば公式サイトへ移行できます
母体のパソナは東証一部上場で40年以上の実績があり、求職者の方に安心してご応募頂けます。
主に東京都を中心とした1都3県の勤務地が取り揃えられています。
派遣求人・紹介求人(正社員、契約転職支援)、どちらも取り扱っているので、正社員ではなく、あえて契約社員からスタートしたいという方にもおすすめです。
給与面も物価の高い東京都を中心に求人を揃えているため、高めかなと思います!
以下はパソナライフケア公式サイトに掲載されている東京23区内の求人例です。
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引用元:パソナライフケア公式サイト
あくまでも例ですので、エリアや勤務時間帯によって差があるでしょうが無資格・未経験でも始められる仕事にしては割と良い方なのではないでしょうか?
経験者・有資格者歓迎な場合もありますが、未経験からの育成スキームもあります。
資格取得応援キャンペーンや、最大5万円がプレゼントされる特典もあります。
引用元:パソナライフケア公式サイト
無料登録やキャンペーンの詳細については公式サイトにてお問い合わせ下さい。
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※パソナライフケアは東京23区内を中心とした1都3県を得意としているため、これら以外のエリアで就職を希望する場合は次に紹介します「かいご畑」をおすすめします。
かいご畑
「かいご畑」は介護専門求人サイトです。
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かいご畑に掲載されている派遣求人で就業が決定した場合、介護の資格講座の受講料が0円になる『キャリアアップ応援制度』が利用できます!
関東、関西、東海、中国、九州と全国のエリア毎に厳選された介護職の求人情報を6,000件以上掲載されていて、求人応募の対象者は、介護の資格をお持ちでない初めての方から、経験者にいたるまで幅広い方が対象となっています!
先ほど紹介したパソナライフケアに比べると範囲が全国的であるため、地方のエリアに勤務を希望している方にはおすすめです!
対象年齢も20代・30代・40代・50代と幅広く、無資格からでもスタートできます!
専任の人材コーディネーターがピッタリの求人をご紹介します。
無資格・未経験OK、資格取得支援、週3~4日、日勤のみ、駅付近など条件を色々と選べるのに加えて、雇用形態も正社員や契約社員、派遣・パート、紹介予定派遣など介護職としてさまざまな働き方を選べます。
引用元:かいご畑公式サイト
働きながら0円で介護資格が取得できる「キャリアアップ応援制度」で、介護士としてのスキルアップも実現します!
収入面に関してはエリアや労働条件によって差があるため一概には言い切れませんが、無資格・未経験からスタートできる割には、決して悪くないと思います。
以下、かいご畑公式サイトに一般公開されている求人の例になります。
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引用元:かいご畑公式サイト
先ほど紹介したパソナライフケアと比較すると給与面では安めに感じますが、パソナライフケアのように東京23区内の好条件求人ばかりを集めたものとは違い、あえて色々なエリアの求人の例を挙げたため、ある程度は仕方ないのですが、東京都を中心に求人を探せば、かいご畑でも好条件な求人は沢山あります。
それに、これらはあくまでも一般公開されている求人です。
もっと良い条件の求人は「非公開求人」に隠されていることもあるため、その辺は是非ともかいご畑に無料会員登録し、ご自身で比較してみて下さい。
かいご畑公式サイト
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ニートからの就職でおすすめな介護士の仕事についての所感・まとめ
介護士の年収についての所感
ニートからでも就職しやすいことで挙げられる介護士の仕事についてでした。
パソナライフケアにしろ、かいご畑にしろ、無資格・未経験からスタートできる割には給与面や労働条件的には決して悪くないと思います。
ちなみにですが、僕は過去に東京で自動車整備士の仕事をしていた事がありますが、最高でも年収300万円程度でした。
自動車整備士の専門学校に4年間通い、国家一級自動車整備士、二級ガソリン、二級ジーゼル、危険物取扱(乙四)、低圧電気取扱者などの資格を取得し、就職後には整備主任者にも選任されましたが、自動車整備士の年収なんて、こんなものです。
もちろん、これらの資格に対して資格手当なんてものはなかったり、あっても3千円程度です。
それに年収300万円程度といっても、このうちの25万円くらいは交通費です。
手取りの金額は15万円程度でしたし、昇級していけば、どんどん上がっていくなんてこともありません。
仕事のハードルやリスクは上がりますが、待遇はさほど良くなりません。
更には工具を自腹で購入しないと全然仕事にならないため、ほぼ毎月のように3万円~10万円くらい実費で購入していました。
もし無資格・未経験の状態から自動車整備士の仕事をやるとしたら、果たして年収いくら貰えるのやら…。
そして、資格取得を目指しながら仕事をするとなると、どれだけの労力や出費、時間的損害が出るのやら…。
介護士の仕事についてのまとめ
ニートにおすすめな就職先である介護士の仕事。
未経験・無資格な30代 40代 中卒 高卒 大卒にも就職できる希望がある職業かと思います。
ニートでも就職しやすい職業の特徴をおさらいすると以下の通りでした。
- 慢性的な人手不足に悩まされている業界
- 未経験OK・学歴不問の求人が多い業界
- 資格がなくても始められる仕事
- 国や企業から支援してもらえる業界
- 新型コロナウイルスの影響を受けながらも求人数が豊富な業界
- 正社員以外の雇用形態もあるもの
こういった要素がある介護士の仕事。
これらに加えて、プログラマー系の仕事のように年齢や求人エリアの縛りが厳しくなく、自動車整備士のように専門学校に通ったり多数の資格を取得した割には給与が激安ということもないため、かなり狙い目であると言えるでしょう。
ですが「誰にでもできる簡単な仕事」と高をくくるのは禁物であり、やるからには責任を持って努めなければなりません。
そういった意味でも、アドバイザーやコーディネーターの方にサポートをお願いし、自分に合った職場を見つけてスキルアップをしていく必要があると思います。
今回紹介した「パソナライフケア」「かいご畑」ご自身に合った方を利用してみても良いですし、両方とも無料登録してみて比較するのもアリです!
今回の記事が、ニートを卒業するための道しるべとなれば幸いです。