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パソコンの選び方やスペック性能を初心者に解説!CPU・メモリー・ストレージとは?

今回はパソコンの選び方やスペックを初心者に解説していきます!

CPUとかメモリーとかストレージとか、名前は聞いた事はあるけど、それぞれの役割とかパソコンの性能に、どう影響するのかご存知ない方も多いのではないでしょうか?

パソコンを購入する際に、その性能を表す基準として表記されているのを見たことがあると思います。

CPU、メモリー、ストレージ…。

これらはパソコンの性能に大きく影響するパーツなのですが、各パーツの役割を把握していないとパソコンを選ぶ時に不便ですよね?

パソコン選びの時に要チェック!「CPU」の役割とスペックについて

「CPU」をわかりやすく例えると頭脳

CPU」はパソコンの頭脳にあたるパーツで、パソコン内部で色々な計算や処理、動作などを行っています。

CPUの性能によってパソコンの動作スピードや処理速度に大きく影響するパーツの1つです。

ですのでパソコンを購入する際、動作スピードが速く、サクサク動いてくれるパソコンが欲しい時はチェックしておきましょう!

CPUはマウスやキーボードなどを操作した時の動作、OSやアプリなどを起動させた時の動作、エクセルのような計算ソフトに数式を入れた時の計算などもCPUが処理しています。

そして計算が終わると、その結果や答えを出力します。

ただしCPUは頭脳にあたるパーツといっても、人間の脳のように記憶する役割はありません。

あくまで計算や処理、動作をするためのパーツです。

もっと簡単に言うと「考えて指示を出す」パーツです。

データを記憶するパーツについては後に解説します「メモリー」や「ストレージ」になります。

 

CPUのスペック性能を表す単位

求められるCPUの性能は処理速度の速さです。

いかに速く計算や処理をし、いかに速く動作するかが求められます。

そしてCPUの速さを表す単位として「G・Hz(ギガ・ヘルツ)」が使われます。

「G(ギガ)」は10の9乗の意味であり、つまり10億のことです。

義務教育の時に習ったと思いますが、10の3乗が「k(キロ)」で1000の意味。

重さを表す単位の「kg(キログラム)」や、距離を表す単位「km(キロメートル)」など日常でも使われるので、なじみ深いのではと思います。

そして10の6乗、つまり100万を表す単位が「M(メガ)」

そして更にその上が「G(ギガ)」、もう1つ上が「T(テラ)」になります。

「Hz(ヘルツ)」は周波数を表す単位で、1秒毎に何回、繰り返すかを意味する単位です。

振動や音の高さを表す単位として使われたり、交流電気の周波数の単位で使われます。

よく「関東の電気は50Hz、関西は60Hz」というのを聞くと思います。

CPUで言うHz(ヘルツ)は、1秒間に何回、処理や動作ができるかという意味になります。

例えば「1GHz(1ギガヘルツ)」だったら、1秒間に10億回も処理や動作を繰り返し行える性能を持っていることを意味します。

この「〇GHz」の数値が大きいほど処理や動作速度が速い高性能なCPUであることを意味します。

ですので事務作業や書類作成のようなデータ量の少ないことにパソコンを使うのであれば、そこまで高性能なCPUを選ばなくても大丈夫です。

逆に画像や動画の編集、ネットゲームなどデータ量の多いものを短時間で処理しなければならない用途にパソコンを使うのであれば高性能なCPUが必要となります。

CPUの性能が低いパソコンで大きな負荷がかかる作業をすると、処理に時間がかかる上にフリーズしやすくなる要因になります。

 

ディスプレイの解像度とCPUに与える負荷について

ディスプレイ、つまりパソコンの画面の解像度も処理速度に影響を与えます。

ディスプレイの解像度が高ければ高いほど画質は良くなるのですが、その分、CPUにかかる負担も増えてしまいます。

そのため、ディスプレイの解像度が高く画質が綺麗な割に、CPUのスペックが低すぎるとパソコンの動作が鈍くなる場合があります。

 

パソコン選びの時に要チェック!「メモリー」の役割とスペックについて

「メモリー」をわかりやすく例えると作業スペース

「メモリー」はよく作業台や作業スペースに例えられます。

もっと細かく言うと作業するため、あるいは物を一時的に置くために要する「スペース(空間)」です。

人間も生活をする上で、何かをする時は必ず「スペース」が必要になりますよね?

料理を作る時に例えるならばキッチン台です。

キッチン台で料理をする場合「料理をするためのスペース」「一時的に食材や調理器具などを置いておくためのスペース」が必要になるはずです。

kitchen-stand-cooking.jpg

もっと言えば部屋そのものもスペースにあたりますね。

部屋や作業台が狭いと、作業がスムーズに行えないですし、食材や調理器具を一時的に置くのにも不便ですよね?

簡単な料理を1人分作るのならば、そこまで広いスペースがなくても大丈夫ですが、本格的な料理を作ろうとしたり、3~4人分の料理を作ろうとすると、それなりの広さが必要になるはずです。

更に大型店舗のレストランやホテルの調理場のような業務用レベルになると、もはや人間1人では人手が足りなくなり、料理する人も増やさなければ作業が追いつかなくなります。

そうなるとキッチン台も、料理するための部屋そのものも広いスペースが必要になります。

実はパソコンも同じなのです。

先ほど紹介したCPUが、何らかのデータ処理や動作をする際にも、データを一時的に置いたり処理したりするための作業スペースが必要なのです。

そして処理するデータ量が膨大になるほど広い作業スペースが必要になる、つまり容量の大きいメモリーが必要になります。

 

メモリーのスペック性能を表す単位

メモリーの性能を表す単位は「B(バイト)」が用いられ、これにCPUの所でも説明しました「k(キロ)」「M(メガ)」「G(ギガ)」「T(テラ)」も一緒に使われ

「kB(キロバイト)」「MB(メガバイト)」「GB(ギガバイト)」「TB(テラバイト)」というふうに使われます。

性能というより「容量」と言った方が正確かもしれませんね。

最近のパソコンのメモリーでは「GB(ギガバイト)」が一般的です。

この「〇GB」の数値が大きいほど高性能なメモリー、つまりは大容量のデータを一度に扱えるメモリーであることを意味します。

先ほどのCPUに続き、メモリーの容量の大きさもパソコンの処理速度に影響するパーツです。

CPUが作業する人に対して、メモリーは作業スペースといった所でしょう。

そのため、画像や動画の編集、ネットゲームなどデータ量の多いものを扱う場合には、高性能なCPUだけでなく、大容量なメモリーも必要となります。

 

メモリーは本来、データを記憶するパーツ

先ほどメモリーは「スペース(空間)」であると例えましたが、メモリーは本来、データを記憶するためのパーツのことです。

メモリーは英語で「memory」

日本語にすると「記憶」とか「思い出」といった意味合いになります。

メモリーは本来は大きく分けて2種類あり、読み書き両方できる「RAM(ラム)」と、読み出し専用の「ROM(ロム)」があるのですが、近年では一般的にメモリーというと「RAM(ラム)」の方を指すようになりました。

RAM(ラム)は「Random Access Memory」の略であり、データを何度も繰り返し書き換えたり、短時間でデータの読み書きができるという長所があります。

その反面、大量のデータを保存できないことや、長期的に保存するのには不向きであったり、コンピューターの電源を落としてしまうと記憶したデータが消えてしまうという短所があります。

そのためRAM(ラム)はデータを処理したり一時的に置いておくための場所、つまり作業台や作業スペースのような役割として使われています。

それに対してROM(ロム)は「Read only memory」の略であり、データを長期的に保存できたり、コンピューターの電源を落としてもデータが消えないという長所があります。

逆に短所は、データの記憶が一度しかできない、あるいはデータの書き換えられる回数に限度があることであります。

製造時などに一度だけデータを書き込むことができるメモリーのことであり、基本的にデータを書き換えたり上書きすることはできません。

一応、データを書き換えられるものもあるのですが、書き換えられる回数に限りがあります。

 

パソコン選びの時に要チェック!「ストレージ」の役割とスペックについて

「ストレージ」をわかりやすく例えると倉庫・保管庫

「ストレージ」はHDDとも呼ばれるもので、画像や動画などのデータを保存するパーツです。

先ほど説明した「RAM(ラム)」と「ROM(ロム)」の中間のような役割をしています。

RAMのように電源を落としてもデータは消えません。

ただしRAMと比べるとデータを保存したり取り出したりするのに時間がかかります。

ストレージは基本的にパソコン内部に内蔵されていて「内部ストレージ」と呼ばれたりするのですが、逆にパソコンに内蔵されていないタイプの物としてSDカードやUSBフラッシュメモリー、フロッピーディスク、磁気テープなどがあり、これらもストレージの一種になります。

パソコンに内蔵されているストレージは主にHDDかSSDになります。

人間の世界で例えると倉庫や物置のような保管庫に相当します。

料理をするシーンに例えると食材を保存するための冷蔵庫や貯蔵庫、食器を保管するための食器棚、調理器具などを収納する棚や引き出しといったところでしょう。

これまでのCPU・メモリー(RAM)・ストレージの関係をザックリとまとめると

  • CPU
    料理する人・食材を処理する人など
  • メモリー(RAM)
    キッチン台・テーブルなど
  • ストレージ
    冷蔵庫・貯蔵庫・棚・引き出しなど

といった感じかなと思います。

 

ストレージの性能スペックを表す単位

ストレージの性能を表す単位は、メモリーの時と同じで容量を表す単位「B(バイト)」が使われます。

この「B(バイト)」という単位にメモリーの時と同様に「k(キロ)」「M(メガ)」「G(ギガ)」「T(テラ)」も一緒に使われ

「kB(キロバイト)」「MB(メガバイト)」「GB(ギガバイト)」「TB(テラバイト)」というふうに使われます。

最近のパソコンのストレージ容量では「GB(ギガバイト)」か「TB(テラバイト)」が一般的です。

この容量が大きいほど保存できるデータ量が多くなります。

昔と比べると、かなり容量がアップしました。

それともう1つ、HDDにはデータを書き込んだり読み込む時の速度を表す単位「rpm」というのもあります。

「rpm」というのは1分間に何回転できるかを表す単位であり、よくエンジンやモーターのように回転するものの回転速度を表す時に使われる単位です。

HDDにデータを保存したり、保存したデータを取り出す速さを表します。

 

ストレージもパソコンの処理速度に影響する

基本的に画像や動画などを長期的に保存するのに使われるストレージ。

人が料理をするシーンに例えると冷蔵庫・貯蔵庫・棚・引き出しなどに例えました。

ですが、ストレージもメモリー(RAM)のようにデータを一時的に保存するのに使われるシーンがあります。

メモリー(RAM)が許容範囲を超えキャパオーバーになると、ストレージにデータを一時的に逃がし、その後また取り出すという行動をします。

これをスワップと言い、メモリー(RAM)に入りきらなかった分をストレージに一時保管することを「スワップアウト」、そしてストレージに一時保管したものを再び取り出すことを「スワップイン」と言います。

ただしストレージはメモリー(RAM)に比べるとデータを保存したり取り出したりする速度が遅いため、このスワップという行動をとるとパソコンの処理速度が遅くなります。

人が料理をするシーンに例えると、キッチン台(メモリー)の上が食材や調理器具でいっぱいになり、完全に置ききれなくなってしまった時です。

作業スペースを確保するためには一旦、食材を冷蔵庫の中にしまったり、調理器具を棚や引き出しにしまったりするしかないですよね?

ですが、こういった行動ばかりしていると料理をするスピードが遅くなります。

そのため、間接的ではありますがストレージもパソコンの処理速度に影響しますので、ストレージの容量は、なるべく余裕をもたせたい所です。

 

ストレージにはHDDの他にSSDもある

データを保存するストレージはHDDの他にSSDというのもあります。

SSDはHDDよりも読み込み速度が速く、スムーズに処理が行えるます。

それと耐久性が高いのに加えてHDDより軽量コンパクトなので、ノートパソコンのように携帯性や持ち運びやすさも求められる物には重宝しますす。

ただしデメリットもあり、HDDと比べると価格が高価であり、保存できる容量が小さいです。

そのため、必ずしもSSDの方が優秀であるとは限らないため状況に応じて、どちらのタイプを採用するか判断する必要があります。

 

ストレージとメモリーの違いについて

「ストレージ」と「メモリー」って別物?

よく「ストレージ」「メモリー」混同して使われる場合があります。

例えば、画像や動画などを保存するパーツは「ストレージ」と説明しましたが

画像とかアプリをダウンロードしすぎてメモリーの容量が足りなくなった

と言ったり、

メモリーの残り容量が少なくなってきて動作が遅くなった

といった具合に、ストレージとメモリーの使い分け方がごっちゃになっている事があります。

この辺りは少々ややこしいのですが、一応、一般的にはストレージとメモリーは別物であり

「データを一時的に記憶させるパーツがメモリー(RAMのこと)」

「データを長期的に記憶させるパーツがストレージ」

とされる事が多いです。

あるいは

「電源を落とすをデータが消えてしまうのがメモリー」

「電源を落としてもデータが消えないのがストレージ」

と言われるケースが多いです。

ですが、これらの説では不十分かなと個人的には思っています。

と言いますのも、日本のスマートフォン業界においては、データを保存するための内蔵ストレージを「ROM ○GB」と表記するのが一般的になっていて、ストレージをROMの一種として扱っています。

ちなみにROM(ロム)は「Read only memory(リード・オンリー・メモリー)」の略なので、ROMも間違いなくメモリーのはずです。

それにストレージの一種とされている「USBフラッシュメモリー」なんかも、ストレージなのに「メモリー」という名が入っていますし、電源を落としてもデータは消えません。

さらに海外ではスマホの容量を「Internal Memory Storage」(内部用のメモリ・ストレージ)と表したりします。

 

「ストレージ」と「メモリー」の違いについて個人的な解釈

ここからは個人的な推測になってしまうのですが、「メモリー」はデータを記憶させるパーツ全般を指すものであり「ストレージ」もメモリーの一種だと僕は解釈しています。

そもそもメモリー(memory)は日本語で「記憶・思い出」といった意味合いです。

そして「ストレージ」もデータを記憶させるためのパーツです。

先ほど説明しましたが、メモリーには大きく分けると「RAM(ラム)」「ROM(ロム)」の2種類あります。

そしてROMの一種としてストレージがあるのではないかと解釈しています。

メモリーと言うと大抵は「RAM(ラム)」のことを指すようになってしまったから、ややこしい事になってしまったのではという気がします。

「メモリー・ストレージ・RAM・ROMって、それぞれ何が違うの?」という疑問については、日常品に例えるとするならば

「刃物・包丁・ナイフ・ハサミ・カッターって、それぞれ何が違うの?」

と言っているようなものかなと思っています。

「刃物」は刃がついていて物を切断したり切削したりする道具の総称で、刃物をもっと種類分けするとナイフとかハサミがある。

そしてナイフを更に細かく分けると包丁(キッチンナイフ)、テーブルナイフ、カッターナイフ、サバイバルナイフなど色々な種類に分けられます。

メモリー・ストレージ・RAM・ROMについても、メモリーがデータを記憶させるためのパーツの総称であり、メモリーを大きく種類分けするとRAMとROMがある。

そしてROMの一種としてストレージがあるという感じで解釈しています。

厳密に言うと違うのかもしれませんが、この解釈なら色々と、つじつまが通る気がします。

 

初心者がパソコンを買う時の選び方

とりあえずパソコン初心者が把握しておくべきこと

これまでの説明でCPU、メモリ、HDDの役割を解説しました。

少し話が多方面に広がってしまい、パソコン初心者の方には難しかったかもしれません。

あまり深追いしすぎると分かりにくいため、とりあえず初心者がパソコンを買う時の認識としては

  • CPU
    頭脳のようなものでデータを処理するもの
  • メモリー
    主にRAMの事でデータを一時的に保存したり、処理する時に使われる作業台や作業スペースのようなもの
  • ストレージ
    画像や動画などデータを長期的に保存する倉庫のようなもの

そして、これら3つはパソコンの処理速度に大きな影響を与えたえるため、スペックの高い物を選んだ方がサクサク・スピーディーに動いてくれる!

といった感じで良いと思います。

しかし、実際にパソコン初心者の方が購入するとなると、どの程度のスペック性能のものを選べばいいのか悩むところです。

そこで、ここからは各パーツのスペック性能の見分け方を解説していきます!

 

必要なCPUの目安

CPUは「Intel」と「AMD」の2種類があります。

もっともよく見かけるのは「Intel」の方であり主要メーカーと言っても良いでしょう。

「インテル入ってる?」というCMを見たことがある方もいるのではないでしょうか?

IntelのCPUは大きく分けて7種類あり、それぞれでスペック性能が異なります。

IntelのCPUをスペック性能が高い順に並べると以下の通りになります。

カテゴリーCPU名
ハイエンド(高性能)Core i9
Core i7
ミドルエンド(中性能)Core i5
Core i3
ローエンド(低性能)Pentium
Celeron
Atom

PentiumとCeleron、Atomはスペックが低いCPUで安価なパソコンや、省エネパソコンなどに搭載されていることが多いです。

インターネットやメールの利用をする程度ならローエンドなCPUでも問題ありません。

オフィスソフトを使って書類作成をするのであればCPUが「Core i3」以上のスペックが望ましいです。

上下関係で言うと「Core i3」より「Core i5」の方がスペックが上なのですが、型版が新しい「Core i3」と、型番が古い「Core i5」を比較すると、あまり性能差が変わらない場合があります。

動画編集をする場合や、プログラミング入門用ならば「Core i5」以上が望ましいです。

「Core i7」以上になるとグラフィックが高解像度なゲームプレイにも対応します。

ただし高解像度なゲームを遊ぶ場合は「グラフィックボード」というものが別途で必要になります。

グラフィックボードについては後ほど解説します。

 

必要なメモリー(RAM)の目安

メモリー(RAM)は以下のような容量が一般的です。

  • 2GB
  • 4GB
  • 8GB
  • 16GB

Microsoft社はWindows10の仕様として最低でも2GBは必要だと公表しています。

用途によって適したメモリー容量は異なり、エクセルやワードなどの負荷が少ない作業でも、できれば4GBは必要です。

イラストレーターやフォトショップなどのような編集ソフトを利用するのであれば8GB以上を推奨します。

特に、複数のソフトを同時に立ち上げて仕様したり、複数の処理を同時に行う場合はメモリー(RAM)の使用量が増えます。

メモリーがキャパオーバーになると、先ほど説明しましたスワップという動作が入るのですが、処理速度が遅くなったり、場合によっては不具合が起きることがあるので、不具合が起きることなくサクサク動作するパソコンを求めるなら、容量が大きめのメモリーが搭載されたパソコンを選ぶようにすることをおすすめします。

 

必要なストレージの目安

ストレージのスペックを選ぶときは、普段からどれだけのデータ量を保存しているかがポイントになるのですが、画像にしろ動画にしろ、年々、高画質になっていっている関係で、どんどんデータ量が大きくなっています。

そのため、パソコンを新しく買い替える場合には、今まで使っていたものよりもストレージ容量の大きい物を選ぶのが賢明です。

パソコンのストレージとしては以下のような容量が一般的です。

  • 64GB
  • 128GB
  • 256GB
  • 512GB
  • 1TB(厳密には1.024TB)

64GBでも、まあまあのデータ量が保存できます。

インターネットやメール利用、オフィスソフトでの書類作成がメインであれば128GBでも充分です。

動画や画像の編集メインで使用したり、プログラミングの入門用としてならば256GB以上のストレージがおすすめです。

ただしストレージに関しては、外付けのHDDやハードディスクなどにデータを移したり、クラウドサービスを活用してインターネット上のサーバーにデータを保存するればストレージの容量不足を解消できる方法もあるため、無理に大容量なストレージを選ばなくても、ある程度は対処できます。

 

ゲームをする際には「グラフィックボード」も必要

パソコンでゲームをする際にはCPUやメモリー(RAM)などに加え「グラフィックボード」の有無も重要になります。

グラフィックボードは高解像度な3D映像をスムーズに出力するためのパーツなのですが、グラフィックボードが無いパソコンでゲームをプレイすると、仮にCPUやメモリー(RAM)のスペック性能が高い物だったとしても、映像がカクカクした感じになります。

パソコンでゲームをする場合は、グラフィックボードが搭載されているかも確認した方が賢明です!

 

初心者がパソコンを購入する時の選び方やスペック性能についてのまとめ

初心者がパソコンを購入する時、何を基準にして選べば良いかわからないと思います。

店頭で店員にCPUやメモリー、ストレージのスペック性能について説明されても知識がないと、いまいちピンと来ないことでしょう。

とりあえず初心者がパソコンを買う時の認識としては

  • CPU
    頭脳のようなものでデータを処理するもの
  • メモリー
    主にRAMの事でデータを一時的に保存したり、処理する時に使われる作業台や作業スペースのようなもの
  • ストレージ
    画像や動画などデータを長期的に保存する倉庫のようなもの

そして、これら3つはパソコンの処理速度に大きな影響を与えたえるため、スペックの高い物を選んだ方がサクサク・スピーディーに動いてくれる!

といった感じで良いと思います。

パソコンに必要なスペックは使用目的で決まります。

予算に余裕があるのならば、とりあえずハイスペックなパソコンを買うというのもアリですが、その辺りはご自身の用途に合わせて選んでみて下さい。