こんにちは!
もうすぐ節分の季節がやってきます!
「節分」と言えば書いて字のごとく「季節を分ける・季節の節目」を表しますが、豆まきをしたり、恵方巻を食べたりとスピリチュアル的な意味で運気をアップさせる風習がある日でもあります!
また、節分の日は本来の大晦日、翌日の立春(りっしゅん)は本来の元旦であり、年末年始のように縁起の良いことをする日です。
「節分の日」自体は身近なものであり、なんとなく馴染みがあるものの、あまり深くは知られていない事も多いと思います。
また、節分の日というと2月3日というイメージが強いかと思いますが今年、2021年の節分は2月2日であります。
そこで今回は馴染みがあるようで、あまり知られていない「節分」についてや、なぜ今年2021年の節分は2月2日なのかを記事にしてみました!
2021年の節分の日 スピリチュアル的運気の上げ方
掃除
年末12月31日の大晦日に大掃除をする風習がありますが、それと同じで節分の日にも掃除をすると運気アップにつながります!
特に水回りの清掃をすると良く、詰まりの要因を取り除き水の流れを良くすると運の流れも良くなります。
例えば「トイレ」は、家に住む人の健康運・金運・人間関係運のアップに関わる場所です。
いつもより念入りに掃除したり、便座カバー・床マット・スリッパなどのようなインテリアを取り入れてみるのも効果的です!
これらのアイテムは寒い時期、冷えきった床や便座に直接触れることを防ぐので寒さ対策にもなりますね!
マッサージ
マッサージや鍼治療(はりちりょう)など身体のメンテナンスをし、体調を整えると良いです。
ただ、マッサージって意外と奥が深く、体全体のバランスを考慮しながら行わないとあまり効果がなかったり、逆に悪影響が出てしまうこともあるので、なるべく正しい知識や技術のあるマッサージ・整体・鍼治療屋さんに行かれることをおすすめします。
僕も節分の日とは関係なしに、1~2ヶ月に1回くらいの頻度で整体&鍼治療屋さんに通っています。
そこの先生いわく、部分的にマッサージしたり、部分的に血行を良くする行為はあまり良くないそうで、全体のバランスを考慮しながら血流を良くしたり、気が高まりすぎている部分を抑えたりと、とにかく全体のバランスを整えることが重要だそうです。
よくやってしまいがちなのが肩や首が凝っている時などに、首や肩だけをマッサージしたり温めたりしてしまう行為です。
部分的にマッサージをしたり温めたりして血流を良くしても、その先で詰まってしまう事になるので良くありません。
イメージとしては車で広くて車線の多い高速道路を走っている際に、急に車線が減ったり狭まれたり合流が多くなると渋滞しやすくなるのと同じようなことが体内で起きてしまうのです。
先ほどの水の流れが悪くなると運の流れが悪くなるのと同様に、流れが詰まってしまうことは良くありませんので是非とも正しいマッサージをするよう心がけましょう!
年末の大晦日ですと休業しているマッサージ・整体・鍼治療屋さんが多いかと思いますが、節分の日でしたら営業している所が多いかと思います!
ちなみに「鍼治療」と聞くと注射針を刺す時のように痛みや出血が出そうなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、実際は注射をする時ほどは痛くありませんし、出血もしません。
鍼治療の「鍼」と、注射針の「針」とでは漢字も違い、構造も異なっていて、注射針を刺すことは「刺す」というよりも肌を切り裂くような構造になっており、痛みと出血が伴います。
それに比べ鍼治療の「鍼」は、刺す場所によって痛くない場合と、多少の痛みを感じる場合とあるのですが、基本的に注射針を刺す時のような痛みは無く、出血もしません。
豆まきをする
節分の定番「豆まき」です!
「豆」は大豆を使うのが一般的です。
大豆は五穀のひとつで穀霊が宿ると信じられていました。
お米と同様に神事などに用いられるのですが、大豆は米よりも粒が大きく、ぶつけた時の音も大きいため、悪霊を祓うのに良いとされています。
また、魔の目(魔目⇒まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅⇒まめ)という語呂合わせ要素もあります。
因みに豆まきに用いられる大豆は生の物ではなく「炒り豆」でなくてはいけません。
市販で売られている豆まき用の大豆は大抵、炒り豆となっているとは思いますが一応、確認してから購入しましょう!
生の豆を使い、その後、その豆が発芽しまうと縁起が悪いとされている事と、「豆を炒る(まめをいる)」が「魔目を射る(まめをいる)」にも繋がるからです。
※炒る=食材を鍋などで火にかけて水分をとばし、カリッとさせる事
※射る=弓矢などを放って、狙った所に当てる事
「豆を炒る」⇒「魔目を射る」⇒「魔滅」となるわけです。
豆まきをする時間帯としては、人が生きる現世と、霊界の常世の境があいまいになるとされている夕方6時頃に行うのが良いです。
また、恵方巻きを食べるのは豆まきの後が良いです。
お風呂に入る
お風呂に入ることは禊(みそぎ)となり、翌日の立春から運気を上げる要因になりますし、血行が良くなるので健康的にも良いです!
※禊=罪・穢れ・不浄などを落とし、清らかにすることを目的とした水浴行為
この入浴が禊(みそぎ)となって、翌日の立春からの運気をさらに上げることでしょう。
逆に立春の日に入浴や手洗いなどの行為は運を水で流してしまうことになるため、なるべく立春では入浴を避け、節分の夜にゆっくりお風呂で浄化するようにすると良いです!
2021年の立春の日 スピリチュアル的運気の上げ方
太陽の光を浴びる
立春の日の朝起きたら、太陽の光を浴びることです。
太陽の光に含まれる紫外線を適度に浴びると、皮膚でビタミンDが合成されます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進させる働きがあり、日光を適度に浴びることは骨の健康を維持するのに役立ちます。
ビタミンDは魚介類やきのこ類にも多く含まれていますので、節分の日に食べる恵方巻などの料理とは別に、食事に取り入れてみても良いかもしれません。
また、日光浴をすると精神を安定させる作用もあります。
日光を浴びると脳内でセロトニン神経が活性化されます。
セロトニンは精神の安定に関わっており、別名「幸せホルモン」と呼ばれることもあり、ストレスやメンタル面の不調を防ぎます。
セロトニン神経は、適度に運動することでも活性化されますので、日光を浴びながらウォーキング・ランニング・サイクリングなどをするのも良いと思います!
日光浴とは別に、適度な運動は、それだけでも健康に良いですから、日頃から実践してみても良いと思います!
新しい事を始める・新しい物を買う
冒頭にも書きましたが「節分の日」はもう1つの大晦日、「立春」はもう1つの元旦のような物であります。
新年のスタートである元旦を機会に新しいことを始めたり、新しい物を買うことは縁起や活気が良いことであります。
新年から新しいことにチャレンジしたり、お財布を新調したりすると良いとされていますので、節分の翌日である立春でも同じような事をすると運気がアップします!
「一年の計は元旦にあり」ということわざもありますことから、先ずは何をするか目標や計画を立てるだけでも良いでしょう。
笑顔で過ごす
笑う門には福来たる(わらうかどにはふくきたる)ということわざもあるように、いつもにこやかで笑顔な人の家には幸福が自然にやって来ます!
笑顔でいると人柄が良く見え、社交性や気前の良さが高く評価されやすくなり、人間関係も良好になりやすくなります!
また笑顔は緊張を和らげる効果もあります!
人間は緊張しているとストレスが生じてしまい、視野が狭くなり洞察力が低下してしまいます。
ストレスが多くなると健康にも悪影響が出てしまいます。
笑顔でストレスが解消されれば健康にも良いですし、作業効率もアップします!
笑顔は何よりの開運行動!
立春の日は、いつも以上に笑顔でいることを心がけ過ごすようにすると良いです!
「スピリチュアル」とか「運気を上げる」というと非科学的な感じがしてしまいますが、人間は心理的・精神的な要因で物事が上手くいくようになったり、逆に上手くいかなくなったりします。
また、季節の変わり目では体調や体のコンディションが悪くなりやすい時期でもあります。
運気を上げると言われている方法の中には、健康や体のコンディションを良好に保つ意味合いも含まれている場合があるため、必ずしもオカルト的な風習ばかりとも限りませんので、占い・おまじないなどにあまり興味がない方も試しに実行してみるのもアリかなと思います!
スピリチュアルとは?
「スピリチュアル」をウィキペディアで調べてみると
キリスト教用語で、霊的であること、霊魂に関するさま。
英語では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する宗教形態。
と書かれています。
この「スピリチュアル」というのは「spirit(スピリット)」に接続語の「al」が付いた用語です。
「spirit」は霊、魂、心霊、精神、情熱、根性、本質などの意味があります。
これにalが語尾に付くと「霊的」「魂の」「心霊的」「精神的」「情熱的」「根性の」「本質」
さらにspiritの語源を探るとラテン語の「spiritus」という言葉から成り立っていて、ラテン語の「spiritus」の意味は「魂」「勇気」「活気」「息」「呼吸」などになります。
日本でスピリチュアルというと霊や神による不思議な力や出来事、おまじない、占い、宗教などに使われることが多く、気味が悪いと思われたり、気持ち悪いイメージを持たれる場合もありますが、元々の語源的には「精神、情熱、根性、本質、意味、意図」のような意味合いも含まれているため、本来はオカルトや宗教的な要素ばかりではありません。
2021年の節分の日はいつ? 恵方の方角は?
2021年の節分は2月2日
多くの方は2月3日が節分の日、翌日の2月4日が立春であるイメージがあるかもしれませんが今年、2021年の節分の日は2/2にずれるのです。
なぜ2021年の節分は2/2に日が変わるのか、その理由としては、うるう年が関係しています。
地球の公転軸は1年=365日と言われますが、細かく見ると実際には「365.2422日」であり、ピッタリ365日というわけではありません。
1日=24時間ということは、その半分の0.5日=12時間、4分の1である0.25日=6時間ということになります。
365.2422日の端数である0.2422日は約6時間弱ということになります。
毎年6時間弱くらいのズレが生じるため4年に1度、うるう年を設けることで補正することになります。
4年に1度、1日(24時間)を追加するということは、1年あたり0.25日(6時間)の補正をしていることになります。
しかし、それだけですと、さらに細かい端数の0.078日分(約15分)が補正しきれません。
この細かい端数が積み重なることで、立春の日と節分の日が早まり2月2日になる理由です。
節分の日とは?
節分の日は、立春の日の前日になります。
今では1月1日が年の変わり目である元旦の日であり、その前日の12月31日が大晦日となっていますが、昔は立春の日=元旦の日であり、その前日が節分の日=大晦日でした。
「立春」の定義は、太陽がある特定の位置(黄経が315度)へやってきた瞬間の日付とされています。
今年2021年は2月3日23時59分に太陽が黄経が315度の位置にやってくるため、立春は2月3日、節分の日は、その前日である2月2日となります。
逆に2月5日が立春、2月4日が節分の日にずれる場合もあります。
節分の日は2月2日~2月4日の範囲で変動しているのです。
節分の日が2月3日でなくなるのは、1984年2月4日のとき以来で37年ぶりのこと。
節分の日が2月2日になるのは、1897年以来で124年ぶりになります。
2021年の恵方・方角
今年の2021年の恵方・方角は「南南東」であり、真南よりやや東側(左方向)になります!
「恵方」とは陰陽道(おんみょうどう、おんようどう、いんようどう)で、その年の干支(えと)にもとづいて歳徳神(としとくじん)のいる方向を吉の方向として決められた方角になります。
この歳徳神がいるとされている方角を向きながら恵方巻きを食べると良いとされています!
恵方巻は、福を巻き込んだ太巻きを、その年の恵方を向き、無言で願い事をしながら丸かじりするという、関西から広まった風習の食べ物です。
恵方巻きは、1人につき1本を無言で一気に食べるのがルールです。
太巻き寿司のように切って食べる行為は「縁を切る」ことを意味してしまうためNGです!
細かく切ることなく丸々1本を丸かじりしましょう!
また、具材は家庭によってさまざまですが、七福神にちなんで7種類の具材を入れると縁起がいいと言われています。
近年では寿司屋・スーパー・コンビニなどでも恵方巻が売られていますが、自分好みの恵方巻きを選んだり、自作してみても良いと思います!
まとめ・感想
節分の日・立春の日について記事にしてみましたが、いかがだったでしょうか?
節分の日・立春の日は、今でいう大晦日・元旦の日に当たるものになりますので、大晦日やお正月に行うことをやったり縁起の良い物を食べたりすると良いのです。
また「スピリチュアル」とか「運気が上がる」「縁起が良い」等という単語を聞くと非科学的な感じがしますが結局のところ、健康・体のコンディションを良くすることや、効率よく生活や作業を行うことができる要因に繋がってくる事が多いため、単なるおまじない・占い・宗教事だと決めつけず、あまり興味がない人でも試しに実践してみても良いと思います!
また、今回紹介したこと以外にも運気を上げる方法・健康を維持する方法などが沢山あると思いますし、ご自身でオリジナルの開運方法を編み出してみても良いと思います!