今回は、最近、気になっている人も多いと思います、wako’s(ワコーズ)リフレッシュコートの使い方やレビュー、成分について紹介していきます!
この記事は前回の記事「パープルマジックで落ちない時におすすめ強力サビ取りホイールクリーナー!」の続きで、中古で買ったRAYSの鍛造アルミホイールCE28Nを綺麗にする計画の5パート目になります。
今回のアルミホイールを綺麗にする計画のあらすじ
中古で買ったRAYSの鍛造アルミホイールCE28Nを綺麗にする計画
もったいぶるようで恐縮なのですが、本題に入る前に今回の計画のあらすじを説明させて下さい。m(_ _)m
詳しい内容は過去の記事を見てもらえると幸いなのですが、ザックリ話をまとめますと今回の目的は某ネットオークションにて落札しましたRAYSの鍛造アルミホイール「CE28N」の中古品を綺麗にしようと思ったことが始まりです。
時々、趣味でサーキット走行をするのでRAYSの鍛造アルミホイールCE28Nを買いました。
車はシルビア、プリメーラ、デミオ(ディーゼルエンジン)の3台所有しており、今回のホイールはデミオ用に買った物です。
中古品につき、ある程度の汚れや色あせがありました。
ダストや鉄粉、細かい斑点(黒錆?)、油汚れ、バランスウエイトの両面テープ跡などがあり、とりあえずカーメイトのホイールクリーナーであるパープルマジックで洗浄してみたのですが、あまり汚れが落ちない上に、かなり時間がかかってしまいました。
ということで、パープルマジックでは落とせなかった汚れを落とし、ついでにコーティングもしてCE28Nホイールを綺麗にしようというのが目的で、ワコーズのリフレッシュコートを試してみた次第です。
今回のCE28Nホイールを綺麗にする計画、全てを1つの記事にまとめようとすると、かなり長くなってしまうためステップ1~6の6つに分けました。
もし時間があればステップ1の記事から順番に読んでもらえると幸いです。m(_ _)m
↓↓↓
【ステップ1】
パープルマジックでレイズのCE28Nを洗浄してみるが満足のいく結果が得られなかった(ステップ1の記事を読んでみる)
【ステップ2】
パープルマジックより強力洗浄できるホイールクリーナーを試してみた(ステップ2の記事を読んでみる)
【ステップ3】
劣化して硬くなったバランスウエイトの両面テープ跡を除去(ステップ3の記事を読んでみる)
【ステップ4】
超強力なサビ落としで更に綺麗にした(ステップ4の記事を読んでみる)
【ステップ5】
ワコーズのリフレッシュコートでコーティングした(今ここ)
【ステップ6】
ワコーズの新バリアスコートで更に重ねてコーティングした(ステップ6の記事を読んでみる)
今回の記事の内容はステップ5の「ワコーズのリフレッシュコートでコーティングした」のパートになります。
ワコーズ・リフレッシュコートとバリアスコートで仕上げ
前回まででブレーキダストや鉄粉、細かい黒錆、油汚れ、バランスウエイトの両面テープ跡などを綺麗に除去し終わりました。
洗浄前と比べるとだいぶ綺麗になったのですが、それだけでは気が済まず、どうせならばホイールにコーティングをし、ブレーキダストが付着しにくく、落としやすい状態にしたいと思いました。
そこで、ここから更にワコーズのリフレッシュコートとバリアスコートを施工していきます。
今回はリフレッシュコートの施工についてで、バリアスコートについては次回の記事で紹介します。
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wako’s(ワコーズ)リフレッシュコートの概要
名称
ワコーズ・リフレッシュコート
用途
- 自動車塗装(ボディーやホイール)の洗浄・保護・艶出し【業務用】
- 塗装面の艶戻し、ミネラル汚れ(水垢・ウォータースポット)の除去、コーティングのメンテナンス
- コーティング被膜の診断
一応、商品には「艶出し」と記載されているのですが、どちらかと言うと「艶戻し」といった感じです。
②の「ミネラル汚れ(水垢・ウォータースポット)の除去」は、研磨剤で削り落とすのではなく吸着させます。
なのでワコーズのリフレッシュコートには研磨剤は入っていません。
③の「コーティング被膜の診断」は、被膜の内部までダメージが及んでいるかどうか確認できるという意味になります。
もしリフレッシュコートを使ってもシミなどが消えない場合は内部までダメージが浸食しており、コーティング被膜の完全回復は困難ということになります。
成分
2-プロパノール/炭化水素系溶剤・ケイ素化合物・レジン化合物・特殊粒子
キット内容
- 本液(160ml)×1本
- 専用クロス×1枚
液剤は分離しているので、よく振りながら使用します。
それと専用クロスですが、表面と裏面で毛の長さが異なります。
毛の長い面が施工用、毛の短い面が仕上げ用となっており、1枚で施工と仕上げを兼用して使います。
ワコーズ・リフレッシュコート使用上の注意
- ワコーズ・リフレッシュコートは二層に分かれている為、容器を良く振ってから液を出す
- 炎天下や施工面が熱い条件下では施工しない
- 劣化した塗装面やメッキ等には使用しない
- マット塗装など、艶が出ると違和感が出るものには使用を控える
- 専用クロスを再使用する場合は必ず洗濯をし、洗剤が残らないよう、すすいだものを使用する
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wako’s(ワコーズ)リフレッシュコートの使い方
使い方①
ワコーズ・リフレッシュコートの使い方の説明です。
今回はアルミホイールで施工を行いますが、車のボディーに施工する際も基本的な使い方は同じです。
まずは、必ずワコーズ・リフレッシュコートを施工前に砂ぼこりや泥などを洗い流します。
施工前に砂ぼこりや泥などを洗い流さないとキズの原因になります。
それと商品の使用方法には特に記載はなかったですが、僕は一応、施工前にヒカリスターのガラスコーティング前処理剤で脱脂してからやりました。
使い方②
洗車後、軽く水を拭き取り、水が滴らない程度に濡らした専用クロスの毛が長い面を表に四つ折りし、液剤をV字に付け、縦・横になじませるよう全体的に塗り伸ばします。
ちなみにボトルの先端はかなり細くなっているので、一度に大量の液剤が出てこないようになっています。
液量は少量を薄く塗り伸ばす感じで大丈夫です。
一度に大量に塗っても効果が上がるわけではありません。
使い方③
1分以上なじませてから塗り伸ばした専用クロスの毛が長い面で撫でるように磨き、艶を戻す。
汚れ具合に合わせて液剤を追加しながら磨いていく。
最後に水で硬く絞った専用クロスで追加塗りすると撥水効果が良くなります。
使い方④
専用クロスを水ですすいで硬く絞り、毛が短い面で仕上げ拭きをする。
特殊粒子が隙間などに残った場合は綿棒などで拭き取って下さい。
日常手入れについて
- 洗車後、専用クロスの毛が長い面を表に四つ折りし、液剤をV字に付けて、全体の水を時折絞り、面を換えながら拭き取る。
車のボディーの場合は2m四方を目安に液剤を付け足して下さい。 - 専用クロスを水ですすぎ硬く絞り、毛が短い面で仕上げ拭きする。
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wako’s(ワコーズ)リフレッシュコートのレビュー
レビュー① 艶(ツヤ)について
リフレッシュコート施工後の艶ですが、新品同様とまではいかなかったものの、少し艶が増しました。
いや「艶が増した」というより「艶が復活した」と言った方が良いかもしれません。
ただ、格段に艶が増すというわけではなく、写真では非常に違いが伝わりにくく「あまり変わってないのでは?」と思われそうなレベルでした。
今回のCE28Nホホイールでは効果が分かりづらかったため、次は別のホイールか、車のボディーで試してみようと思います。
ちなみにですがワコーズのリフレッシュコートを施工後に、ワコーズのバリアスコートやバリアスコート・リキッド(業務用)を更に重ねて施工すると、よりコーティング効果が増すみたいですので、僕はこの後、バリアスコートもやりました。
その事については次の記事で紹介します。
レビュー② 水弾きについて
そのままですと効果が分かりにくいため、水をかけて水弾き具合を試してみました。
施工後(写真左側)の方が少し水弾きが良くなった感じがしますが、これもまた効果が分かりにくい結果になりました。
実際に見ると、そこそこ艶が復活し、水弾きも良くなっているのですが、写真では違いが伝わりにくいのが少し残念です…。
水弾きについても後に重ね塗りしますバリアスコートに期待しましょう。
レビュー③ 汚れの除去について
リフレッシュコート施工前に、ブレーキダストや鉄粉、細かい黒錆、油汚れ、バランスウエイトの両面テープ跡などを綺麗に落としたのですが、1つだけシミのような跡だけは落ちませんでした。
ホイールクリーナーで洗浄したり、パーツクリーナーで拭いてみたり、コンパクトで軽く磨いてみたりしたのですがダメでした…。
商品説明には「ミネラル汚れの除去」となっており、このシミはミネラル汚れなのか不明ですが、ダメ元でリフレッシュコートでも磨いてみたのですが、やはりダメでした。
ミネラル汚れではないからなのか?内部まで浸食してしまっているから除去できなかったのか?
完全に除去できないものの、少しでも目立たなくなったら嬉しいな程度に思っていたのですがダメでした。
もっと時間をかけてコンパクトで磨いていけば落ちるかもしれませんが、今回はやめておきました。
レビュー④ 施工のしやすさについて
ワックスがけや、ガラスコーティングと比べるとデリケートな感じがなく、施工しやすかったです。
過去にピットワークのホイールコートも施工したことがあるのですが、これがまた非常にデリケートでシビアなコーティング剤でして、塗布後数秒で硬化が始まってしまうので、かなり手早く塗らないとならない代物でした。
手早く塗らないとならない割には、きちんと薄く・ムラなく、均等に塗り伸ばさなければならないのですが、時間をかけすぎたり、数回塗り直しをしている間にも液剤が硬化し、段々ぐちゃぐちゃになってしまうので非常に神経を使い、施工が難しく、失敗してしまうリスクがかなり高い代物でした。
それに比べるとワコーズのバリアスコートは、これといって手早く塗らないといけないわけではなく、失敗してしまうリスクが非常に少ない商品でした。
ただ、ワコーズのバリアスコートの場合、コーティングを塗っている感があまりなく、どちらかと言うと感覚的には、ただ水で濡れたクロスで濡れ拭きをしているだけといった感じであり、ワックスがけやガラスコーティングと比べると、きちんと塗れているのかどうかが実感しにくかったです。
そのため施工中に「本当にこれで施工できているのかなぁ?」と少し不安になることもありました。
wako’s(ワコーズ)リフレッシュコートの使い方とレビューのまとめ
ワコーズのリフレッシュコートのセースルポイントは4つ
最後にワコーズ・リフレッシュコートの要点をまとめてみましょう。
この商品のセールスポイントは以下の4つです。
- 塗装面の艶戻し
- ミネラル汚れの除去
- コーティング施工車のメンテナンス
- コーティング被膜の診断
「リフレッシュ」という名の通り、艶出しや光沢を出すというよりかは、コーディングを復活させて艶や光沢を戻すといった感じになります。
そのため、もっと艶や光沢を出したいという人や、もっと高い撥水効果を求めるならばバリアスコートやバリアスコート・リキッドを重ねて施工することをおすすめします!
バリアスコートやバリアスコート・リキッド(業務用)を重ね塗りすると尚良し
ワコーズのリフレッシュコートはリフレッシュという名の通り「艶出し」というよりかは「艶戻し」であるため、更に艶や光沢を出したいのであればバリアスコートやバリアスコート・リキッド(業務用ハードコーディング剤)を重ねて施工するとより一層、深みが増します。
今回のCE28Nホイールには通常のバリアスコートの方を施工し、なかなか良い感じになり、水弾きも良くなりました。
それについては次回の記事で紹介しようと思います。
今回のコーディングで使用したアイテム
最後に今回のコーディングで使用したアイテムをまとめました。
ネット通販などで購入する際の参考にしてみて下さい。
- ワコーズ・リフレッシュコート
- ヒカリスター・ガラスコーティング前処理剤
- 超吸水マイクロファイバーウエスお徳用500g
②の「ヒカリスター・ガラスコーティング前処理剤」は脱脂、ワックス除去、油分除去、シリコンオフ剤になります。
ワコーズ・リフレッシュコート施工前に脱脂が必要か定かではありませんが、僕は一応、脱脂してからやりました。
あからさまに汚れが酷い場合は一応、脱脂しておいた方が良いかもしれません。
③の「超吸水マイクロファイバーウエスお徳用500g」は、脱脂をする時と、ホイールを乾拭きする時に使いました。
今回の作業だけならば500gも必要ないのですが、洗車の拭き上げや車内のそうじ、ワックスやコーティング関係の拭き上げなど、かなり色々なシーンで活躍する割に値段がそんなに高くないので多めに持っておくと非常に便利です!
写真は使いかけの物なので量が少なく見えますが、新品時はもっと大量に入っています。