今回はカーメイトの車用ホイールクリーナーであるパープルマジックの「PS60ブレーキダストクリーナー・マグナショット(アルミホイール専用)」でホイールのサビ取りや鉄粉除去がどれくらいできるかのレビューです!
趣味で時々サーキットを走ったりする関係でブレーキディスクのダストや鉄粉除去、サビ取りなどが簡単に落とせるホイールクリーナーですとか、ホイールコーティングを探し始めたのですが、今回はカーメイトのパープルマジックで試してみました。
僕意外にもパープルマジックの評判や口コミ、値段に対しての効果などを知りたいという方も多いと思います。
あるいは「思っていたよりもパープルマジックでサビや鉄粉が落ちない!」という人もいるかもしれません。(実は僕もその1人だったりします)
そんな人達に向けて実際に使ってみた感想やレビューをブログにしました。
今回のアルミホイールを綺麗にする計画のあらすじ
中古で買ったRAYSの鍛造アルミホイールCE28Nを綺麗にする計画
今回の目的は某ネットオークションにて落札しましたRAYSの鍛造アルミホイール「CE28N」を綺麗にすることです!
車はシルビア、プリメーラ、デミオ(ディーゼルエンジン)の3台所有しているのですが、今回のホイールはデミオ用に買った物です。
中古品につき、ある程度の汚れや色あせがありました。
色はシルバーなのですが、シルバーというよりは「灰色」といった感じです。
RAYSのホイールTE37、CE28、ZE40シリーズと言えば超軽量、高剛性、高精度に作られており、デザインもカッコイイので昔から非常に人気が高く、値段も高価であることで有名です。
新品で買っても中古で買っても非常に値段が高く、キズや多少の歪みがあっても、まあまあ高値で売れてしまうほどです。
レース・モータースポーツは勿論、ドレスアップとしても優秀なアルミホイールです。
ですが、せっかく大人気で高価なRAYSのホイールを入手したのに汚いまま使用するのはいかがなものか?
全塗装するまではしないものの、このCE28Nを綺麗にできないか?
もっと言えば、サーキット走行してブレーキダストでホイールが汚れても簡単に落とせないか?
そう思い、とりあえず過去に買ったパープルマジックでホイールを洗浄してみました。
ただし、先にネタバレをしてしまうと、パープルマジックでは期待していたほど綺麗にすることができませんでした…。
ということでパープルマジック以外の物も色々と使い、以下のような6ステップの方法で綺麗にしていきました。
【ステップ1】
パープルマジックでレイズのCE28Nを洗浄してみるが満足のいく結果が得られなかった(今ここ)
【ステップ2】
パープルマジックより強力洗浄できるホイールクリーナーを試してみた(ステップ2の記事を読んでみる)
【ステップ3】
劣化して硬くなったバランスウエイトの両面テープ跡を除去(ステップ3の記事を読んでみる)
【ステップ4】
超強力なサビ落としで更に綺麗にした(ステップ4の記事を読んでみる)
【ステップ5】
ワコーズのリフレッシュコートでコーティングした(ステップ5の記事を読んでみる)
【ステップ6】
ワコーズの新バリアスコートで更に重ねてコーティングした(ステップ6の記事を読んでみる)
今回のブログの内容はステップ1の「パープルマジックでレイズのCE28Nを洗浄してみるが満足のいく結果が得られなかった」のパートになります。
パープルマジックでは綺麗にならなかったという方へ
6ステップ全てを1つの記事に収めようとするとかなり長くなってしまうので、記事も6つに分けていこうと思います。
ですので、
「とにかくアルミホイールを綺麗にしたい」
という方や、
「パープルマジックでは、あまり綺麗にならなかった」
という方は今後の記事も読んでもらえたらと思います。
ちなみにですが、6つのステップを行う前と後を少しだけお見せしますとこんな感じです!
↓↓↓
【before】
【after】
beforeと比べるとafterでは、かなり綺麗になっているのがわかるかと思います。
カーメイト・パープルマジックの概要
パープルマジックとは?
パープルマジックをご存知ない方もいるかもしれませんので一応、本題に入る前にパープルマジックについて軽く説明します。
パープルマジックとは、カー用品を中心に商品を販売している日本の企業「株式会社カーメイト」の車用ケミカル用品です。
化学反応の力で汚れを浮かせてガンコな汚れを強力洗浄できることを売りにしている商品です。
パープルマジックといっても種類は複数あり、ロングセラーのスタンダードモデルであるアルミホイール用、ブレーキダストや鉄粉除去剤のPS60・ブレーキダストクリーナー・マグナショット。
スタンダードモデルであるPS60の洗浄力が200%強化されたC160 パープルマジックプレミアム ブレーキダストクリーナー。
アルミホイールの洗浄とコーティングが一緒にできるPS62・アルミホイール クリーン&コート・マグナショット。
タイヤとアルミホイールを一緒に洗えるC21・マルチホイールクリーナー・マグナショット。
車のボディについた虫や鳥のフンを落とすC20 パープルマジック 虫&鳥フンクリーナーなど色々な商品があります。
今回、僕が使ったのはスタンダードモデルであるPS60・ブレーキダストクリーナー・マグナショットです。
液体の色は薄紫色です。
そして更に、ブレーキダストが付着したアルミホイールに吹き付けると化学反応が起きて、より濃い紫色に変化するのが特徴です。
ブレーキダストが多いほど紫色に変色するのですが、今回のアルミホイールCE28Nを洗浄した時はブレーキダストによる汚れは少なかったためか、そこまで濃い紫色にはなりませんでした。
本来ならば下の写真のように濃い紫色に変色します。
↓↓↓
CE28Nを洗浄した時は、あまり紫色に変色せず、パープルマジック感が伝わりにくかったため、別のアルミホイールを洗浄した時の写真も用意しました。(;^ω^)
パープルマジックPS60・ブレーキダストクリーナー・マグナショットの使い方
アルミホイールを車体から外さなくても洗浄できますが、正しい方法で車両を持ち上げ、ホイールを脱着することが可能ならば車体からアルミホイールを取り外した方が洗浄しやすいです。
使い方を簡単にまとめると以下の通りです。
- アルミホイール全体に水をかける
- ボルトをよく振ってノズルをONにしスプレーする
(ブレーキキャリパー付近を洗浄する際は、やわらかいスポンジ等に液をつけて洗浄する) - 2~3分放置後、やわらかいスポンジ等で汚れている部分を洗う
- ホースなどで水を強くかけて洗浄液をよく洗い流す
洗浄している最中に乾くと跡が残ってしまうのでホイールは1本ずつ洗うようにしましょう。
ただし、以下のホイールにはパープルマジックは使用できません。
- アルミホイール以外のホイール(鉄・マグネシウム等)
- AMG.SCHNITZER.LORINSER社製のホイール
- 有色ピアスボルトや特殊処理(再塗装やマット処理など)をしているホイール
- センターロックタイプのホイール
- 劣化しているホイール(表面にキズひび割れがある等)
- 車両及びホイールの取扱説明書で使用が禁止されているホイール
輸入車の場合は特に注意が必要であることが多いので気を付けて下さい!
パープルマジックの売ってる場所や価格について
パープルマジックの売っている場所ですが、ホームセンターやオートバックスのようなカー用品店でも売っていますし、Amazonのような通販サイトでも買う事ができます。
僕自身は地元のホームセンターで買いました。
価格は、だいたい1000円前後くらいな値段で売っている所が多いです。
コストパフォーマンスの良い価格から「安価な中国製なのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、この商品は日本製、「MADE IN JAPAN」です。
1996年に初代(品番PS38)が発売され、「リーズナブルな価格」「中性タイプ・ノーコンパウンドでアルミホイールに優しい」「色々な所で売られているから容易に入手できる」などの理由から2022年4月時点で560万本の出荷実績を誇るロングセラー商品です。
Sponsored Links
カーメイト・パープルマジックのサビ取り・鉄粉除去効果のレビュー
パープルマジックを使ってみた理由
私事ですが、以前に某ネットオークションにてデミオ用にレイズのアルミ鍛造ホイール「CE28N」の中古品を購入しました。
もっと言えば、バランスウエイトの両面テープ跡も綺麗に取れないか?
更にはコーティングしてサーキット走行しても汚れが付着しにくく、落としやすい状態にできないか?など思い、いくつかホイールクリーナーやらコーティング剤などを試してみました。
トイレ用の洗剤「サンポール」で綺麗にするという方法もあるのですが、サンポールは酸性であり、アルミホイールを傷める可能性があります。
そもそもサンポールはトイレ洗浄用であり、アルミホイール用ではないので、サンポールを使う方法は却下しました。
なるべくアルミホイール用に作られた、なるべくアルミホイールを傷めないケミカル用品を使って綺麗にしようと思い、パープルマジックで洗浄してみた時のことをブログにしました。
ただし先に結論を言いますと、パープルマジックではそこまで綺麗になりませんでした…。
なのでパープルマジック以外にもブレーキダストや鉄粉、サビ、バランスウエイトの両面テープ跡などを除去するための洗浄剤をいくるか試してみたので「パープルマジックでサビや鉄粉が落ちないんだけど…。」という方も読んでもらえると幸いです。
RAYSの鍛造アルミホイール「CE28N」でサビ取り・鉄粉除去を試みてみた結果
先ほどからネタバレをしている通り、パープルマジックでホイール洗浄した結果ですが、期待していたほど汚れが落ちませんでした。
やわらかいブラシで時間をかけて擦ったら、ある程度の汚れやブレーキダストは落ちたのですが…。
しかし、しつこくこびりついたブレーキダストやサビ、黒い斑点、バランスウエイトの両面テープの跡などは落ちませんでした…。
それと油汚れ(?)みたいな跡も落ちませんでした。
用途には「サビ、両面テープ跡、油汚れ」といった項目は書かれていないので仕方ないかなと思いますが、ブレーキダストの汚れはもう少し落ちて欲しかった所存です。
ただ、値段がそこまで高くないことや、中性でホイールや肌に優しいという点は初心者向けな洗浄剤ではあるかなと思います。
パープルマジックでホイールのサビ取り・鉄粉除去のレビューブログのまとめ・所感
パープルマジック(PS60)のメリットとデメリット
パープルマジックPS60・ブレーキダストクリーナー・マグナショットのメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
【パープルマジックのメリット】
- 中性液体なのでホイールを傷めにくい
- 値段が安い
- ホームセンター、カー用品店、ネット通販など入手手段が豊富
- ホイールを車体から外さなくても洗浄がある程度可能
- 初心者向けである
【パープルマジックのデメリット】
- あまりにもガンコな汚れや時間がかなり経過した汚れには不向きである
- サビの種類によっては落ちない場合がある
- 両面テープ跡、油汚れなどには通用しない
- 硫黄のような独特な臭いにおいがする
- 吹きかけた後、2~3分放置しなければならないため、少し時間がかかる
また、2~3分放置している間に乾いてしまう場合がある
初心者向けに作られている商品であるため、低リスクな物が欲しいという方にはおすすめですが、もっと強力な洗浄力を追求する方には今後紹介します別な商品をおすすめします!
「パープルマジックではサビや鉄粉が落ちない」という方へ
今回は、パープルマジックである程度はアルミホイールの汚れが落とせたのですが、ガンコな汚れまでは落ちないという結果で本音を言わせてもらうと、もっと綺麗にしたい所存です。
ということで実はパープルマジックで洗浄した後、もっと強力に錆びや両面テープ跡などを落とせる洗浄剤と、洗浄後に施工するコーティング剤も購入して再チャレンジしたら、かなり綺麗にすることができました!
「パープルマジックではサビや鉄粉が落ちない」という方におすすめな商品があるのですが、長くなるため続きは別記事にて紹介していますので、ぜひ読んでみて下さい。
↓↓↓